yogurting ヨーグルティング

2014年03月14日

国内大手生保による買収がさらにすすむ

三井住友銀行は14日、インドネシアの年金貯蓄銀行(BTPN)の発行済み株式15.74%を追加取得したと発表した。昨年5月に発行済み株式の40%を約1500億円で取得する方針を発表しており、既に取得済みの24.26%と合わせ出資が完了した。今後筆頭株主として、インドネシアでの事業拡大を進める。
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オリックス、900億円で米系生保買収 再編加速 
オリックスは米保険大手ハートフォードの日本法人、ハートフォード生命保険を約900億円で買収する方針を固めた。傘下生保との統合などを検討する。ハートフォードは日本から撤退する。2008年のリーマン・ショック後、日本事業を売却・縮小する外資系生保が相次いでおり、国内市場の再編に勢いがついている。
ハートフォード生命は00年に日本で営業を開始。支払った保険料を元本保証する変額年金の販売で成長し、リーマン危機前の変額年金のシェアは国内首位だった。だが、危機後は運用成績の悪化で元本保証の負担が増え、09年に新規販売の停止に追い込まれた。足元では運用環境が改善して13年4〜12月期の最終利益は251億円まで回復したものの、日本事業を非中核事業と位置づけ、売却先を探していた。
外資系生保は日本事業を相次いで見直しており、英保険大手のプルーデンシャルは昨年、日本の生保子会社をSBIホールディングスに売却することを決めた。独アリアンツも12年から日本での新規販売を停止している。保険会社には厳格な資本規制を導入する方向で世界的に議論が進んでおり、収益性の低い事業の縮小が急務になっている。
オリックスが傘下に持つオリックス生命保険は割安な医療保険や死亡保険を中心に200万件の個人契約を持つ。ハートフォード生命は37万件の個人年金契約を持ち、総資産も2兆7000億円に達する。買収後はオリックス生命の子会社としたり、合併したりする組織再編も視野に入れる。買収後のオリックスの生保事業は、異業種として参入した国内生保ではソニー生命保険に次ぐ規模となる。

最近になって日本に進出してた外資系保険の身売りが相次いでいます(゚Д゚≡゚д゚)エッ!?
身売りが相次いでる一番の要因は本国の事情でそう。
現在、欧米では銀行・証券・生損保・リースとか金融業全体に規制強化がすすんでます。
外資系の金融は、規制強化によって予期しない資本リスクに晒される可能性を恐れて
国外資産の圧縮や事業規模の縮小化をものすごいハイペースでやってます
そのチャンスを逃さず、安値で優良資産や事業を買収してるのが国内の企業だおね(´∀`*)

倒産しそうな赤字事業を買収するのはなかなかのリスクを伴いますが、
SBIやオリックスが買収してるのは本国事情で売られただけの黒字事業です
50年に一度あるかないかという大バーゲンセールでそう(*´∀`*)ムフー
生保・損保では異業種参入がかなり激しくなってきてる分野です。
最近ではSBI楽天オリックスが大金はたいて激しい鍔迫り合いを演じています

ライフネット生命(7157) 493円 −4 (−0.80%)
http://kabutan.jp/stock/chart?code=7157
SBI、楽天、オリックスの参入強化の煽りを喰らってるのがライフネット生命です
「インターネット経由で保険を売る」という着眼点は非常によかったのですが、
大手資本が本気で参入してくると勝ち残れる・・・とはあまり思えません(´・ω・`)
iPhoneやiPadもその原型となるものを世界で最初に開発したのはソニーや東芝であっても、
実際にそれをユーザーに見せて世界中に布教させたのはアップルですおね。
それと同じで、最初に「ネット生保」を手掛けたのはライフネット生命であっても
世の中一般に広げて最大のユーザー数を獲得するのはSBIや楽天のような気がします
中〜長期的に考えてライフネット生命がそれらに勝てる要素ってあるんでそうか

ss2286234570 at 18:45│Comments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 保険会社 | 買収

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