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2014年01月23日

松井証券で売買してる人の半分は手数料を払ってない?

2013年1月よりサービスを開始した一日信用取引において、本日1月23日(木)の売買代金が1,000億円を突破し、過去最高を更新しました。本年1月における一日信用取引の1日平均売買代金は780億円を超え、現時点において、過去最高を記録した昨年5月の水準を上回っています。昨年12月にデイトレード向け銘柄ランキングを拡充し、一日信用取引でのデイトレードを手掛けやすくしたことに加え、本年1月14日より、TOPIX100構成銘柄の呼値の単位が縮小されたことが追い風となり、一日信用取引はますます盛り上がりを見せています。
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2014/1/23
ネットストック市場別株式売買代金
東証 2,184億円
内新興市場 848億円
※東証は東証1部、東証2部、マザーズ、JASDAQの合計です。
※新興市場はマザーズ、JASDAQの合計です。
※上記1、2のデータは株式売買代金に基づいています(ETF、REITは除外)。

ネットストックの信用取引におけるデイトレード売買代金ランキングです。
コード 銘柄名
1 3668 コロプラ
2 3662 エイチーム
3 6088 シグマクシス
4 9984 ソフトバンク
5 2489 アドウェイズ
6 2121 ミクシィ
7 7974 任天堂

松井証券で株取引をしてる人の半分が手数料を払っていないというのは
もちろんこれは大げさな言い方です。
実際にはごく一部のデイトレーダーの人たちが回転売買をしてるせいで
売買代金がやたら膨らんで1000億円を超えただけでそう
頭数で言えばおそらく一日信用を使って売買してる人はまだそんな多くはないと思います。

ただ、全体の売買代金に占める一日信用の占める割合や
全市場の売買代金に対して占める新興市場の売買代金はかなり異常値ですおね
松井証券の全体の売買代金が2,184億円で、一日信用の売買代金が1,000億円なら
ほとんど手数料を払ってない層のシェアが全体の45.7%もあるってことです。
と同時に、全市場の売買代金2,184億円のうち新興市場の売買代金が848億なので
新興市場の売買が占める割合が38.8%もあるってことです
客観的に考えるとかなりおかしな数字になってきてますおねΣ(・ω・ノ)ノ

前にも少し書きましたが、一日信用というサービスはいずれどこかで終了すると思います。
それが1年後なのか、3年後なのかは地合いなどの影響によるのでわかりませんが、
明らかに「閉じたサービス」と言わざるをえませんφ(.. )
何か例に例えて考えればわかりやすいでしょう。

日本橋に松井スーパーというスーパーマーケットがあったとします
最近お客が減ったので、牛乳を1コ30円ほどで売ったとします。
原価割れなのでスーパーとしてはまったく利益にはならないのですが、
お客さんを呼び込むためにと赤字覚悟で割りきってやったとします。
「お一人1コまで」という制限もないのでとにかく安いです。
時間が経つにつれて口コミが広まってお客の数はどんどん増えていくでそう
店舗の中は押すな押すなのお騒ぎになって牛乳目当てのお客が殺到します。
すると、今まで普通にスーパーにやってきていたお客は混雑を嫌ってこなくなります。
毎日山のように押し寄せるのは牛乳目当てのお客ばかりで、
長蛇の列を作って怒涛のように押し寄せてくるようになるでそう キタ━(゚∀゚)━!!!!
最終的には、売れば売る度ほど赤字になる牛乳しか売れないスーパーになるだけでそ

一日信用もいずれどこかでこれと同じことが起きるってことです。
おそらくこれから、SBI証券、楽天証券、クリック証券、岡三オンライン証券
そしてライブスター証券あたりのデイトレーダーがどんどん松井に詰めかけるでそう
当然、一日信用の売買は加速度的に膨らんで全体の中の割合を増やすはずです
いずれ一日信用だけで3000億円〜5000億円にいってもおかしくないでしょう。
このペースで増えたら一日信用の全体シェアが80〜90%になってもおかしくありません。
でその先どうなるかといえば、徐々にマイナス効果がではじめるでしょう
システムが不安定になったり、注文速度が遅くなったりと各所に影響が起きます。
場合によっては、2013年3月の楽天証券のようにトラブルが多発するかもしれません。
(もしそうなれば、手数料を落としてくれる良客離れが起きる可能性だってありえます)
さらに時間の経過とともに松井証券の負担するコストが加速度的に増え始めるでそう
まったく利益を生まない取引のためにサーバー、DB、回線、ネットワークの強化と
あらゆるシステム投資コストが膨らみ始めるので当然のことです(´・ω・`)

まあ、地合いが良くてそれでも手数料収入がしっかり入ってくる時期はまだいいでそう
2012年10月以前のような株価の低迷期に入ったら極端にきつくなります。
株価が下がると中〜長期などデイトレ以外の顧客は含み損を抱えて売買しなくなります。
しかし、デイトレーダーはサヤ抜きで取引するだけなので売買代金はあまり減りません
結果的に、手数料を落としてくれるお客は取引しなくなり、
手数料を落とさないお客のばかりになって、コストだけが高止まりして売上げが減ります。
そうなると極端にバランスが崩れ始めます

足元では相場が良いのですぐにそういった事態になるとは考えていません。
しかし、遅かれ早かれ最終局面がくることも避けることはできません。
それが1年後なのか、3年後なのかは「神のみぞ知る」ってやつです。
じゃあこのサービスに先行きはあるか?と聞かれたら「ない」としか言いようがないでそ

でも一番の謎はなぜ松井証券がこんなサービスを作ったのかでそ。
確かに売買は増えて対SBIでのシェアが上がるというメリットはありますが、
収益面でのメリットというものは1円もありません(´・ω・`)
長い目で見ても、短い目で見ても、お金をドブに捨ててるようにしか思えないのです


ss2286234570 at 21:08│Comments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 シェア争い | 信用取引

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