yogurting ヨーグルティング

2014年01月21日

仁義なき戦い SBIの包囲攻城戦は失敗?

北尾CEO「個人委託売買代金シェアは2011年3月期は33.8%、2012年3月期も33.4%と維持してる。ただ、新規参入でGMOクリック証券がご登場してきて、カブドットコム証券やマネックス証券、松井証券を抜いて第3位に入ってきた。これは為替(FX)で儲けて、その儲けで手数料を徹底的に安くするという戦略をとったわけです。これに対して、為替で儲けられないようにクリックをしてしまえと私どもはそういう戦略をとりました。それが新しい為替会社の設立ということになるわけです。為替(FX)で儲からなくなったら、売買高はSBIと比べますと私どもは3.8倍上です。口座数は13.8倍上ですから競争を真面にしたら、向こう(GMOクリック証券)は勝てるはずが無い。従って、片一方のその収益の出所(FX)をこれを締め上げると。これが私は必要だというふうに。戦略というのは勝たないとダメなんです。徹底的に勝つ戦略を考える。そういうことでそういう戦略を私どもは作り上げているわけであります。」(2012年6月28日経営近況報告会)
最大の落ち込みを示したのはSBIグループのFX 専業会社SBI FXトレードだ。 
後発組の同社は、FXビジネス構築のために、USD/JPY取引で業界最狭の0.1銭の固定スプレッドを提供したため、 このことは業界に大きな衝撃を与えた。その結果、同社は創立約1年後の今年6月に、5,000億ドルの取引高をあげるまでの日本のトップFXブローカーへと成長した。 しかし同社が7月にスプレッドを拡大すると、8月の取引高は6月の20%未満に低下した。

SBIがFX専業子会社を設立すると発表したのが2012年6月
そしてSBIFXトレードが白旗を揚げてスプレッドを広げたのが確か2013年7月ころ。
わずか1年足らずの短期包囲戦でしたが、実質的にはSBIの敗北だったようです
SBIの目的が「FXの収益を締め上げて株の手数料を値上げに追い込む」ことだったので
残念ながら目的は達成できておらず、戦略的には失敗。

なによりSBIFXトレード自体の取引高が80%以上減少して終了したようす
クリック証券はあいかわらずFXの取引高が1位のようなので、
シェア争奪でも、収益締め上げにおいてもあまり大きな成果は上がらなかったもよう
第一次包囲作戦はいまのところ上手くいかなかったってとこでそか(´・ω・`)

とはいえ、まだSBIFXトレードは撤退や親会社への吸収はやっていません。
第二次、第三次の包囲戦もあるってことかもしれません。
面白いのは、SBIとソフトバンクは完全に資本関係がないのに
ヤフーとGMO(正確にいえばGMOインターネット)には資本関係があることです。
サラ金買収で大火傷を負ったGMOをヤフーが資本支援した時点で
SBIから見りゃヤフーは敵に塩を送ったわけで、完全な敵対行為ですおね
となるとヤフーがこれから容赦なくSBIを襲ったとしてそんな不思議はありません。

SBIグループ総力挙げてクリック証券と決戦してる真っ最中に
ヤフーが裏から斬りこんできたら、そりゃ仁義もへったくれもないですおね
でも状況から考えると「ない」とはもういえないですおね。
もし「ない」なら、ヤフーが金融部門強化なんて宣言しないでそう(´・ω・`)
孫さんが北尾さんを裏切って背後から斬りつけるなんて起きちゃうんでそか


ss2286234570 at 04:38│Comments(1)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 シェア争い | 競争激化

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この記事へのコメント

1. Posted by 通りすがりA   2014年01月21日 11:06
これは非常に面白い戦い。
孫さん・北尾さんはオスマントルコという印象です。
ウィーン包囲に失敗してヨーロッパ諸国の反撃を許し衰退した歴史を思い出させます。

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