yogurting ヨーグルティング

2013年09月22日

セガサミーが破綻したインデックスを140億円で買収

民事再生手続き中でゲーム事業を手掛けるインデックスは18日、再建スポンサーに大手ゲームメーカーのセガサミーホールディングス を選定したと正式に発表した。セガサミー傘下のセガが同日付で新設した受け皿会社のセガドリームが事業を継承する。
インデックスは債務超過に陥り7月から再生手続きに入っていた。エンターテインメント事業を展開し、「真・女神転生」や「世界樹の迷宮」などのゲームで知られる。今回の譲渡対象はデジタルゲーム、コンテンツ&ソリューション、アミューズメントマシン事業など。事情に詳しい関係者によれば譲渡額は140億円程度となったもよう。 
1995年に設立されたインデックスは、デジタルゲームやコンテンツ事業で安定的に収益を伸ばしてきたが、海外買収に伴う多額の投資損失が発生。2010年には取引先だった日本振興銀行の破綻を受けて経営難に陥った。負債総額は5月末時点で約245億円に上る。 

セガサミーホールディングスは18日、子会社のセガが経営再建中のゲーム会社、インデックスの主要事業を譲り受けると発表した。セガが設立した全額出資子会社を受け皿として、11月に事業を買収する。セガはインデックスが保有する人気ゲームをスマートフォン(スマホ)向けなどに展開。不振の家庭用ゲーム事業のてこ入れを狙うほか、ネット関連事業へも参入、収益源の多様化につなげたい考えだ。
セガが事実上のインデックス買収に動いたのは、ゲーム事業の不振が続くためだ。特に家庭用ゲーム事業は、欧米市場を中心にソフト販売が冷え込み、2期連続で営業赤字となっている。2013年3月期のソフト販売本数はタイトル数の削減もあり、1078万本と、09年3月期の3分の1近くまで減少した。
20130425_69884









壮絶な破綻となったインデックスの事業継承先がセガ・サミーに決定したようです。
実質的な受け皿となるのはセガ・サミーの子会社セガが全額出資して作る子会社のようです。
どうやらセガってアミューズメント部門(ゲーセンとか)などではそこそこ稼いでるようですが、
肝心のゲーム事業(家庭ゲームなど)では2期連続で営業赤字だったようですΣ(´д`;)
そのゲーム事業を立て直すために白羽の矢を立てたのがインデックスだったようです。

インデックス自体は過去のむやみな拡大戦略と買収戦略で借金と赤字だらけでしたが、
ゲーム事業などの本業ではそれなりにソフトをヒットさせて地道に稼いでました
この開発力を取り込むことによってゲーム事業を再生したいってのがセガの目的のようです。
また、インデックス買収にかけた140億円の金額が高いか安いかって話ですが、
インデックスは実業とはまったく別の投資案件が火を噴いてたのが倒産の原因であって
本来の実業のゲーム部門ではしっかりヒットを出して堅実に利益を稼いでいました
買収後に人材流出や信用の低下といういくつかの大きな問題もあったと思いますが、
そこさえクリアして開発力さえ維持できてたら十分な戦力として期待できるはず、、、です。
決して悪い買い物だったとは思えないでしょにょ(σ´∀`)σ


インデックスと日本振興銀行の闇 〜とある魔術の株式移動〜
2013年07月07日

インデックスがついに倒産
2013年06月28日

とある詐術の禁書目録(インデックス)  ━粉飾決算で上場廃止か?━
2013年06月13日


ss2286234570 at 23:08│Comments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 破綻 | 買収

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔