2013年07月04日
FX、取引急増でシステム障害、利用者に不満も
外国為替証拠金(FX)取引の売買高が高水準で推移するなかで、大手業者によるシステム障害が散発的に起きている。今月7日、日本時間の午後9時30分。5月の米雇用統計が発表されると、円相場は1ドル=94円台後半から97円台後半まで大きく振れた。米連邦準備理事会(FRB)の金融緩和策の行方を占ううえで、雇用統計への注目度は極めて高い。
ところが業界2位のDMM.com証券と3位のサイバーエージェントFXでは統計の発表後にシステム障害が発生。一部の利用者がログインできず、取引できなくなった。両社とも、この日は1日当たりの売買高が過去最高に膨らむほどアクセスが集中し、システムが対応しきれなくなったという。サイバーエージェントでは午後10時ごろにシステムが復旧した。DMMが障害解消を報告したのは翌8日の午前0時すぎだった。

規制強化の賜物なのかどうかは不明ですが一時はFXのシステム障害は減っていました

ところが最近になってまた少しずつ増えてきたような気がします

ここのところ一番多いのはたぶんヒロセ通商(ライオンFXのCMで有名)でそう (((( ;゚д゚)))
たしか雇用統計の晩に今年だけで3〜5回くらいやらかしてるんじゃないかな?
最近は大手ほどそこそこ安定していて中堅以下の方がトラブルが多いような印象です。
まあ、そうはいっても3〜4年前にくらべたらかなり改善したもんだなという印象です。
昔は雇用統計の夜になるとだいたいいつも一晩で3〜5業者くらいは落ちてました

誰でも知ってるようなそこそこ有名どころの業者だけでそれくらいですから、
中小のあまり知名度のない業者を含めるともっと多かったんじゃないかと思いますφ(.. )
それに比べたらそれなりにマシになってきたかなと思います。
落ちるのが雇用統計の時だけなら「やらなきゃいい」だけなんで回避策もあるわけだし。
ただ最近の国内のFX取引きの盛り上り方はちょっと異常ですおね

2012年10月頃の国内店頭FXの売買代金がすべて合算してもせいぜい150兆円でした。
ところが最近は70兆〜100兆円なんていう桁外れのFX業者もゴロゴロしてます。
年末の11月頃から一気に円安に動いたことで個人投資家は儲けまくっています

おそらくその影響で個人投資家の評価資産が増えまくって買い付け余力が増したんでそう。
株でもそうですおね。
松井証券のメルマガを見てると、信用評価損益率がプラテンしたあたりから
個人投資家の資金回転率がさらに上がって売買代金が突如として増加していました

FXもやっぱり株と同じで、円安効果で個人投資家の評価損益率が大きく改善したことで
資金回転率が上がって爆発的に取引きが増えてるんだろうと思いますφ(.. )
GMOクリック証券などを傘下に持つGMOクリックホールディングスの月間売買高が100兆円を超えた。5月の売買高はGMOクリック証券単体だと94.5兆円だが、昨年子会社化したFXプライムが6.5兆円(650億通貨)。2社を合計すると100兆円を超える計算だ。
100兆円と言われてもピンと来ない。株と比較してみよう。ネット証券最大手のSBI証券でも5月の約定代金合計は18兆円。ネット証券大手7社の約定代金を合計しても47兆円だ。GMOクリックグループだけで、その2倍の取引があったことになる。
取引高は5月がおよそ450兆円。そのうち2割強がGMOクリックホールディングスになる。ちなみに2位はDMM.com証券でざっと15%ほどを占める。ヤフーに買収され話題になったサイバーエージェントFXが10%ほどだ。