yogurting ヨーグルティング

2013年06月28日

株主優待は本当に必要か?

株主優待制度を充実させる企業が増えている。買い物の支払いが1割引になる株主優待カードを発行する百貨店では地下の食品売り場がにぎわう。「アベノミクス」消費といえば、輸入車や腕時計、宝飾品といった高額品ばかりに目が向くが、株主優待がきっかけとなる消費も広がっている。
高島屋東京店(東京・中央)では最近、地下1階の食品売り場のにぎわいが増している。週末の夕方、レジには20人以上の行列ができることも珍しくない。高島屋は6月1日、株主優待カードを提示すると10%引きになる対象として、肉や野菜、魚などの生鮮品を加えたからだ。生鮮品は高島屋の自社クレジットカードで払っても、付くポイントは購入額の1%相当。付与率が8〜10%の衣料品などに比べて、食品は利幅が薄いからだ。それだけに株主優待の10%引きというのは破格の条件だ。
株主優待を充実させた理由について、高島屋は「株主からの要望が多かった」と説明する。個人株主は会社のファン。販促効果も大きい。実際、高島屋の個人株主数は今年2月末時点で4万人。5年前に比べると3割増えているという。
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米コンサルタント大手、A・T・カーニーの後藤治パートナーは「百貨店やファッション、レジャー関連など株主優待は消費への波及効果が大きい。生活必需品と違い、プラスアルファの支出につながるからだ」と指摘する。
第一生命経済研究所の永浜利広主席エコノミストの試算では日経平均株価が10%上がると、初年度の消費押し上げ効果は4000億円、2年目は1兆円になる。初年度は資産効果、2年目以降は企業業績の改善などで給与が増える分だけ大きくなるという。これに株主優待消費が加わると、さらに効果は大きくなる。
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このところ個人株主数を増やすために株主優待を充実させてる企業が増えてるようです
正直なところぼくちんは株主優待の充実というものに疑問を抱いています。
むろん売れ残ったような商品や大量生産してるので無料で配っても困らないような
商品をおまけ的な意味合いで株主に配るという程度ならまあ許容範囲かなとは思います。
しかし、利益の稼ぎ頭であるような商品を大した見返りもなく株主にばら撒くのって
会社としても株主としても本当にそんなことをして意味があるんでそうか
高島屋だって株主に割引配りまくったら思いっきり業績に響くはずです(((( ;゚д゚)))

株主もユーザーの一人と捉えて、株主優待で誘い込んで効率よく稼ぐというならわかります。
しかし、日本の株主優待は個人投資家の要望に無理やり応じただけのようなものが多いでそ
むしろそのせいで業績が圧迫されて利益を減らしてる企業もたまに見かけます
そんなことまでして株主優待を続けたとて、企業も株主も不幸になるだけでそう(´・ω・`)
しっかり稼いでそのリターンとして配当をしっかり配ってくれる方があるかに実用的だと思います。


ss2286234570 at 06:42│Comments(2)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 配当 | 個人投資家

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この記事へのコメント

1. Posted by あう   2013年06月29日 05:11
鉄道最強
2. Posted by ぺこぽん   2013年06月29日 07:33
日本の企業は株主配当が少なすぎる。配当性向は最低でも30%にすべき。
ムダに内部保留を積み上げている企業が多い。

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