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2013年06月25日

FXの自動売買はブームになるか?

外国為替証拠金(FX)取引業界で自動売買システム「ミラートレーダー」が広がるなかで、導入した業者が売買戦略の選び方を指南するなど顧客の開拓や囲い込みに工夫を凝らしている。これまでは取引画面や使える売買プログラムがどの会社でもほぼ同じで「他社との違いを出しにくい」といわれていた。
ミラートレーダーはイスラエルのトレーデンシー社が開発した。国内ではインヴァスト証券やFXトレード・フィナンシャルなど9社が導入している。
売買をシステム任せにできるため、「24時間、相場をみていられない」「損失限定の決済をするタイミングを逃しがち」といった個人投資家の悩みに対応するサービスとして人気を集めている。全世界で100カ国以上、15万人の投資家が利用している。
ミラートレーダーを導入するFX業者の悩みは、提供している「戦略」が各社でほぼ共通し、独自性を出しにくいことだ。外貨を売るか買うかもシステムに任せきりで「外国為替相場や投資の知識が身につかない」との指摘もあった。
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東京金融取引所(東金取)は外国為替証拠金(FX)取引の「くりっく365」で、自動的に売買するシステムトレード(自動売買機能=シストレ)の導入に力を入れ始めた。付加価値の向上をテコに、取引所FXの存在感を高める狙いだ。
東金取は4月に発表した2013年度の業務計画で「システムトレードの導入・拡大」を柱の一つに据えた。くりっく365にシストレを導入しているのは岡三オンライン証券とFXトレーディングシステムズの2社。東金取は他社への働きかけを強めており「今年度中には導入する予定」(岡安商事)など呼応する動きが出ている。
取引所FXは12年から店頭FXと税制が一本化され、税制面での優位性を失った。くりっく365の証拠金残高は国内FX市場全体の2割程度。一定の役割は果たしているものの、店頭FXとの競争では新たな魅力が欠かせない。シストレの導入拡大は一つの活路になりそうだ。
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FX会社がこぞってFXの自動売買サービスに取り組んでいるようです
FXの自動売買がやたら推奨されるようになった背景には
スプレッド競争が過熱しすぎてFX業者自身の収益が低下したことがあるようです
インヴァスト証券も一時はスプレッド縮小競争に参加していましたが、
赤字になったことをきっかけにスプレッドを拡大してシストレサービスに走りました。

くりっく365もレバレッジ規制ではそれほど影響を受けていませんでしたが、
FXの税制改正で税制優遇を失ったことで一気に取引が減ってしまい閑古鳥が鳴いています。
グラフにある通り、店頭FXの預かり証拠金残高は今でも右肩上がりで増えていますが
くりっく365の預かり証拠金残高は2011年を天井にしてすでに減少傾向です
取引高も40〜50%近くにまで減ってるようなので下手したら赤字転落かもしれません(´;ω;`)
これを補うためにも、くりっく365もFXのシステムトレードに積極的に展開してるようです。

シストレそのものを否定するつもりはないのですが、
その導入理由が「個人投資家のため」ってよりFX会社のためのサービスってとこが気になります。
なんだか不純な動機が背景に見え隠れするのがとても気になりますφ(.. )


ss2286234570 at 07:46│Comments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 FX業者 | システムトレード

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