yogurting ヨーグルティング

2013年06月24日

夏相場 中国の金融問題で乱高下

中国の大手企業で、銀行を介さない「影の銀行(シャドーバンキング)」を使った資産運用が急拡大している。銀行から借り入れた資金をほかの企業にまた貸しする枠組みで、2013年上半期だけで約2200億元(約3兆4000億円)が新たに流入した。資金の多くは地方の不動産開発に使われている。地方政府の債務リスクが高まるなか、融資焦げ付きの影響が連鎖的に大手企業に及びかねない。
シャドーバンキングは規制が厳しい銀行を介さない金融取引。中国の大手企業が銀行に代わって資金を融通する枠組みは11年ごろから広がり、その後も急ピッチで増え続けている。銀行が紹介した企業に高い金利で資金を直接貸し出す「委託融資」と、貸出債権を小口化した「理財商品」を購入するケースがある。銀行は融資にかかわる責任を取らず、貸し倒れリスクは大手企業が負う。
金融情報会社の大智慧によると、委託融資などに流入した資金額は12年に過去最高を記録したが、今年は1〜6月分の流入額だけで昨年1年間を上回った。中国の成長が鈍化するなか、財テクに走る大手企業が続出している。
中国東北部の吉林省長春市でケーブルテレビを運営する吉視伝媒。今年4月、リゾート地である海南島の不動産開発会社向けに2億元の直接融資を決めた。貸し倒れリスクはあるが、貸出金利は年20%と破格に高い。定期預金の基準金利(年3%)を大幅に上回り、収益力を高められると考えたからだ。
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中国人民銀行(中央銀行)がかざす鏡には、国内銀行システムの思わしくない状況が映し出されている。あまりに多くの銀行が銀行間取引市場(短期金融市場)に依存した経営を行っており、業界の全面的な改革が必要になっている。
各銀行は、社債、非公式の証券化債権などを組み合わせて「理財商品(WMP)」を組成してきた。そしてこれらの多くは簿外で保有され、銀行は預貸比率の規制をクリアした上でなお、新たな貸し出しが可能になる。
またWMPは長期資産をベースにしている場合が多く、銀行は償還期日には新たなWMPを組成して資金を調達するか、あるいは短期市場で借り入れる。
中国当局はこれまでもシャドーバンキング、ことにWMPを規制しようとしてきたが、このセクターの成長を止める効果はほとんど見られなかった。そこで今、人民銀行が短期市場で資金供給しないという強い態度で臨み、17日からの週に短期金利が一部で25%もしくはそれ以上まで高騰する事態になった。
フィッチのチュー氏は「現在の重要な問題は、こうした人民銀行の姿勢がいつまで続くかにある。もししばらく続いて業界再編が始まるようなら、今度は当局がその動きにどう対応し、統合が視野に入ってくるかどうかが問われる」と話した。

「影の銀行」は、銀行融資など通常ルート以外で資金を調達する手段の総称で、その規模は25兆人民元(約402兆円)にのぼるとの試算もある。中国のGDP(国内総生産)の約820兆円の約半分に相当する。
影の銀行の中心となるのが「理財商品」と呼ばれる金融商品だ。高いもので10%以上もの利回りがうたわれている。信託会社が組成し、銀行の支店で個人などに販売されている。
理財商品の販売で調達した資金は、融資規制があるため国有銀行などから“表ルート”で融資を受けられない地方政府や、不動産関連会社、中小企業などに貸し出される。そして、資金は最終的に不動産などの投資につぎこまれているとみられる。
銀行にとっては不良債権を簿外に切り離す事実上の迂回(うかい)融資という意味合いを持つ。だが、裏ルートで借金した地方政府や企業が返済できなければ、理財商品を買った個人が最終的な損失をこうむることになる。

以前から今年の夏に行われると噂されていた中国の金融処理問題がクローズアップされています。
ここにある「理財商品」とは日本語に訳すと「財テク商品」くらいの意味です
銀行や地方公共団体あるいは信託会社などが組成して一般企業や個人に販売してる商品です。

多くの場合は融資の締め付けを受けている銀行ではなく一般の大手企業が
主体となって資金の出し手となってるケースが多いようですが、
銀行自身が資金の出し手となってるケースが一番厄介でしょう
一般企業なら投資に失敗して痛手を受けて損失を計上するだけですが、
銀行の場合は自己資本にかかわってくるので金融問題に発展しやすいからです。
また、銀行が一般企業に融資して迂回して資金を出してるケースも厄介ですおね

中国では、今年の夏にもこの問題解決に政府自身が乗り出すと以前から噂されています。
スペインの銀行処理の時と同じように、長期的には金融問題解決につながるので
歓迎されますが、短期的には株価の乱高下につながることは避けがたいでしょう
2013年の夏相場はかなりの荒れ相場になる可能性を感じています(`・ω・´)

今回の「影の銀行(シャドーバンキング)」問題の解決は、
おそらく銀行のダメージを最小限に抑えつつ個人や一般企業を犠牲にする
そんなスキームが最終的な解答になるだろうと予想しています
すでに米国や南欧で実施された金融処理スキームが基本的な下地になって
あとは中国政府がどの程度まで主導権を握って実行できるかにかかっていますφ(.. )

処理案は、おそらくはこんなイメージのものに近いだろうと考えています
|亙の中小の銀行や金融機関のいくつかは切り捨て
△△訥度の規模のある銀行は政府主導で強制的に合併
6箙圓諒えている不良債権化した金融商品などは政府が買い上げ
ぅ丱奪疋丱鵐を作って銀行の抱えている不良債権をそこで買い取って一元管理
ゼ己資本の毀損しつつある一定以上の規模の銀行には直接資本を投資
Α慷財商品』の利回り部分をカット、あるいは一定金額の元本割れを強要


融資が焦げ付いて損失を出した一般企業はあまり救済されないと思います
特に理財商品を購入した個人はどちらかというと損失を最大に押し付けられる格好で
切り捨てにされる可能性がとても高いだろうと考えています(((( ;゚д゚)))
(スペインでも金融債や銀行株を持ってた個人が思いっきり犠牲になったと記憶しています)

今回の件で、一番の問題はやはり情報公開がなされていないことです。
銀行や地方政府がどの程度の不良債権化しやすい負債や商品を抱えているのか
あるいはその発生原因や資金の流れが極めて不透明であることが問題です。
問題の所在が不透明だとなかなか外部からは回復状況を判断できません
また、不透明感が強いと不安心理が書き立てられるので必要以上に市場が動揺しがちです。
そのあたりへの(中国政府の)毅然とした態度や強固な姿勢も問われると思います


ss2286234570 at 23:41│Comments(1)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 金融危機 | 中国

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この記事へのコメント

1. Posted by フェイシャルエステ 佐賀   2013年07月08日 06:35
今日も暑くなりそうですね。

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