yogurting ヨーグルティング

2013年04月25日

ネット証券でシステムトラブルが相次ぐ

東京株式市場で連日約3兆円の大商いが続き、一部の証券会社で個人投資家がインターネット取引をしにくい状況が続いている。システム処理が追いつかず、約定結果の通知がメールで手元に戻るタイミングが遅れるなどのトラブルが続発。約定が全くできなくなる障害は起きていないが、投資家からは「機動的に取引しづらい」との不満が出始めた。
証券会社のシステム担当者の間で緊張感が高まるのは午前9時すぎだ。
取引開始前にたまった投資家の注文をさばききれなくなり、少しずつ取引完了を知らせる通知が遅れ始める。すると通知が来ないことにしびれを切らした投資家や証券会社の営業マンが確認のクリックを繰り返し、さらに遅くなるという悪循環が起きている。
遅延が頻発した楽天証券は今月に入り、すべての金融商品の取引で午前8時55分〜9時10分、約定完了のメール通知サービスを止めた。約定処理を優先し、システムの負荷を下げるためだ。すぐに処理能力を増強したが当面は一部機能を止めたまま様子を見る方針だ。
投資家には不満がたまっている。信用取引で同一銘柄の売買を繰り返すデイトレーダーの場合、約定通知が手元にこなければ反対売買ができない。インターネット掲示板では「取り消し注文が通常どおり執行されず約定してしまった」といった書き込みが出ている。
日銀の「異次元緩和」をきっかけに個人の株式売買は急増。ネット証券大手の推計では、個人が手掛ける4月の1日あたり平均売買代金は約9900億円と、2012年12月と比べて2.9倍に膨らんだ。大和証券グループ本社は想定を上回る相場急変に対応できるように数億円かけてサーバーの処理能力を増強。マネックス証券もサーバーの増設を急ぐ。
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個人の不満は電話がつながりにくいコールセンターにも向かっている。みずほ証券は企画や総務担当の社員が臨時でコールセンターの対応にあたり、SMBC日興証券は昨年末比で人員を1割増やした。
人員増強を阻む壁となっているのが、コールセンターの業務に必要な「証券外務員資格を保有する即戦力が不足している」(人材派遣のパソナ・ファイナンシャル事業部)という事情だ。需給逼迫で証券関連の派遣業務は時給が上がっており、ネット証券の中にはこれまで1500円程度だった時給を2000円台に引き上げ、人材確保を急ぐところも出始めた。

このところネット証券でのシステムトラブルが多発してるようですにょ(σ´∀`)σ
日経平均が大きく上昇に転じたこともトラブルの原因でしょうけど、
一番の原因は2012年1月に開始した、信用取引の差金決済だとおもいます。
グラフ見たらわかりますけど、1月のとこから異常なくらい激増してますおね(((( ;゚д゚)))
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とはいえ、ネット証券でもシステムトラブルが起きてるとこと、起きてないとこの差が明確です
まったく起きてないということもないんでしょうけど、
松井証券クリック証券岡三オンライン証券あたりは比較的安定してるようです
楽天証券は一時かなり酷かったようですが、最近は急に安定してるようです。
断トツで遅延をよく起こしてるのがSBI証券マネックスのようです

ちょっと前までかなり酷い状況だった楽天証券ですが、その後の対応が功を奏したのか、
最近はかなり改善して、注文反映の遅延やログインしづらいという状況は改善したようです
過去に金融庁に厳しく指摘されて処分されたこともあるので会社に危機感が強いのでしょう。
SBI証券もちょくちょく遅延してるようですが、それでもまだ致命的とまでは行ってない様子です。

桁違いにトラブルをよく起こしてるのはどうもマネックスのようです(((( ;゚д゚)))
マネックスは過去にもちょくちょくシステムトラブルを起こしてるのですが、
SBI証券や楽天証券のように厳しい行政処分を受けていないので、
会社に危機感がまったく足りてないのか、全くもって改善の兆しが見えません(゚д゚)、ペッ
どう見ても毎朝のように派手な遅延とトラブルを起こして、苦情が殺到してるようです
マネックスってシステムに関しては昔っからやたらトラブルが多いなという印象です。
ぼくちん自身もよく使ってたから体験したのでよくわかってますが、
それこそ2000年頃なんて注文出したらそのまま固まって前場が終わったなんてこともありました
でも一番酷いのは、あれだけ毎日のようにトラブルを起こしてるのに何の対応もしないことでそ
お知らせに「遅延が起きている」というようなことを載せる事などまったくやっていません
遅延の改善見込みや不具合の状況について、お知らせや謝罪の言葉は一言もありません。
楽天証券が早急にお知らせを載せて、謝罪メールを一斉送信したのに比べると、
マネックスはあまりにも危機感が欠けてるし、なによりお客を馬鹿にしています(゚д゚)、ペッ
ネット証券の中で一番手数料が高くて、一番トラブル起こすとか舐めすぎでそ

理由はかなりはっきりしています。
マネックスという会社は口座数や預かり資産がネット証券の中では2番目に多い会社です。
しかし、手数料が高いのでデイトレしてる人が少ないのか稼働率が非常に低いのです。
株価が上がって売買代金が増えると稼働率が上がって急に取引が増えますが
株価が下がって売買代金が減ると猛烈に稼働率が下がって取引が激減します
その差が、他のネット証券より激しく、ボラティリティが高いってことです。
そして、マネックスはコストが高くて固定費が高止まりしてるので利益率が悪い会社です。
固定費が高いまま取引が減ると業績が急に悪化するのもこのへんが要因です。
でマネックスがなにをやったかというと、去年までの2011〜2012年にかけて、
コスト削減と固定費削減というお題目のため、システム関連の固定費を削りまくったんですおね。
これは過去の決算説明資料を読めばわかります。

まあ何をやったかというと、稼動してないサーバーとかDBなんかをどんどん撤去したんです
当時のマネックスは取引高が激減してたので勿論わからなくはないのですが、
結果的に、この固定費削減と称してシステムを除去して貧弱化したことが遠因でしょう
実は雑誌とかを読むと、楽天証券、松井証券、カブドットコムの社長がこれに言及していて、
「うちはお客さまの為にシステム投資を削減したり、サーバー除去などはしてませんが、
とあるネット証券さんでは、コスト削減の一環としてサーバーやDBを削減したり、
除去するなどのお客さまの利益に反することをやってるようですね」
等とコメントしてます
(決算説明会の場や、その他の説明会の動画にもこの手のコメントが残っています)
当時はそれほど気にも留めてなかったのですが、今になって思えばこれがヒントになります
2011〜2012年頃の決算資料を読むと、SBI証券も固定費削減はしていますが、
どちらかというとそれは不動産費用の圧縮とかそんなのがメインです。
システム投資の削減やましてやサーバーやDBの除去みたいな固定費削減はやってません。
一方、マネックスの場合は決算資料を読むと明らかにこれに該当するような記述があります。
固定費削減と効率化の為にシステム関連費用の圧縮とかそういう記述があるんですおねΣ(´д`;)
松井証券、カブドットコム、楽天証券の社長はこのマネックスの愚行を知ってて
わざわざ雑誌とかでこれを指摘してディスってたってことなんでそう

マネックスの現在のトラブルの最大の要因は「取引が急増した」ことではなく、
2011〜2012年にかけてシステム投資を圧縮しすぎて、あるいはシステムを削減したことでそ
要因はあくまで、相場が活況を呈して取引が急増したという外部要因ではなく、
経営判断としてシステムへの投資を圧縮したり、
不稼動のシステムを撤去したり削減した内部要因なんじゃないかってことです。
マネックスよりはるかに取引が多いSBI証券や楽天証券ですらそこまででもないのに、
大手ネット証券の中では一番取引が少ないマネックスだけでトラブルが頻発してるのか
そのへんを、よくよく考えたらそりゃおかしいって誰でも気がつくでしょうφ(.. )
明らかに原因が経営責任だからあまりそれを知られたり告知したくないんでしょうね。
だからあれほど毎日トラブルを起こしてるのに、告知や謝罪をしないんでそう。
経営陣があきらかに責任回避のためにばっくれて黙ってるんでとても罪が重いでそ(゚д゚)、ペッ


ss2286234570 at 22:27│Comments(1)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 ネット証券 | システムトラブル、障害

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この記事へのコメント

1. Posted by ぺこぽん   2013年04月30日 07:39
バナナ野郎の松本大にしたらサーバーなんて冗費コストの最たるものなんだろうね。
マネックス・ショックを忘れてはいけない。

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