yogurting ヨーグルティング

2013年04月09日

証券会社と犯罪組織の区別がつかない

リスクの高い金融商品「仕組み債」を、十分な説明がないまま顧客に販売していた疑いがあるとして、「三菱UFJメリルリンチPB証券」(東京都中央区)が証券取引等監視委員会の検査を受け、「会社として営業姿勢に問題がある」と指摘されていたことがわかった。問題となった契約は約100件に上る。監視委は、同社が収益をあげるために組織的に不適切な営業を繰り返していたとみている。関係者によると、同社は日経平均株価に連動して償還額や利率が変動する「日経平均リンク債」などの仕組み債を富裕層向けに販売していたが、2010年頃から監視委や証券・金融商品あっせん相談センターに「損失に関する十分な説明がなかった」などの苦情が高齢者らから寄せられるようになった。

成年後見が取り消された直後に、リスクの高い金融商品について十分な説明をせずに取引させたのは不当として、京都府内に住む女性(81)が岡三証券(東京)に約980万円の損害賠償を求めた訴訟があり、大阪高裁が女性敗訴の1審判決を変更し、取引を違法として岡三証券に約660万円の支払いを命じる逆転判決を言い渡していたことが16日、わかった。判決は先月22日付。高裁判決によると、女性はアルツハイマーなどを発症し、平成17年3月にいとこが成年後見人に選任されたが、アルツハイマーが改善したとして19年11月に成年後見が取り消された。その後、20年1月に岡三証券の勧めで保有していた株式を売却し、投資信託などの商品を購入したが、約750万円の損害が出た。

前から思ってたけど、対面証券の悪質さってのは最近すごいおね(((( ;゚д゚)))
人を騙したり、金を奪い取るということに対してまったく躊躇いがない
さすがにここまで悪質だと、振り込め詐欺やってる連中と区別がつかないにょ(σ´∀`)σ
本来なら、80歳すぎたら信用取引も先物取引もできなくなる年齢なのに、
80歳過ぎのしかもアルツハイマーを発症させた婆ちゃんに投信嵌め込むとか
ここまでくると組織犯罪として立件していいんじゃないでそうか
実際のところ、裁判になると被害者の負担も増えるから泣き寝入りしてる人も多いと思います。
おそらく裁判になったのは100件に1件くらいの割合なんじゃないでそうか(゚д゚)、ペッ
こういうのってアメリカみたいに可罰的な意味合いもこめて巨額の罰金を科すべきでそ
民事裁判で負けた程度なら、1件訴えられた程度なら反省がないからまた繰り返します。
そしていつまで経っても老人を食い物にするビジネスはなくなりません
こういうのが明るみに出たら、徹底的に調査にして責任者を明確にしたうえで、
罰金100〜200億くらい搾り取って心の底から反省させるべきでそ
結局のとこ、犬や子供と同じで、罰がないからこういう犯罪行為をくり返すわけで、
馬鹿でもわかるように反省を促すような罰金を取るってのは正しい方法だと思いますにょ(σ´∀`)σ
アルツハイマーを発症させた老人に投信1000万円嵌めこんで罰金100億取られたら、
さすがにどんなバカな営業マンだって自分達が損してるって気がつくはずです(`・ω・´)

ss2286234570 at 01:07│Comments(12)このエントリーをはてなブックマークに追加 犯罪・事件 | 不祥事

この記事へのコメント

1. Posted by Ise   2013年04月14日 14:52
確かに岡三証券は悪質。異常。

今回の異常な事件について岡三の人間(本来なら不正を取り締まる立場の奴)に聞いてみたら、最初は岡三が裁判で勝訴したと言い訳。

「最終的に裁判では負けて新聞に書かれちゃいましたけどね」って、サイコパス的な回答にぞっとするわ。

ここまでくると、こんな証券会社放置してる国の責任が問われてもいいんじゃないかと思う。
2. Posted by Ise   2013年04月19日 21:27
うちのおじいちゃんも岡三の被害にあったことがある。
勝手に資料を送ってきて、数分電話で話しただけで契約成立。

複雑な金融商品の説明が電話で数分っておかしいよね。
家族からやめてくださいとお願いしても「わかりました」というけど、嘘でまた同じ事の繰り返し。息を吸うように嘘をつく奴ら。

金融庁は銀行や証券会社のために高定期資金の導入を決めたけど、こんな高齢者おもちゃにする鬼畜どものために国民の血税を使われたらたまらない。
3. Posted by 金融探偵   2016年08月05日 16:57
4 SESCや金融庁の検査は裏付けをしないから、証券会社になめられているという事実はある。
4. Posted by 金融探偵   2019年10月03日 21:24
証券会社が、金融庁(sesc)に対して検査忌避をしたという証拠を掴まなければならない。岡三証券岡山支店の無断売買の事案においては、2014年6月16日の売買注文の録音テープを隠ぺいするために、当日(6/16)は顧客sが窓口に来たので、録音テープは存在しないと言っている。ここで、なぜ当日(6/16)に顧客sが来店しているのか、理由を問うてみると、担当者は「当日(6/16)から手数料が下がったので、その告知のために、岡山支店まで来店していただいた」と答えている。しかし、証拠保全で差し押さえた顧客勘定元帳で精査したところ、手数料が下がったのは7/17であることが判明した。
5. Posted by 金融探偵   2019年10月03日 21:41
2016年3月に実施された金融庁検査においても、岡三証券法務部は2014年6月16日の録音テープを隠ぺいした。金融庁に提出した物と同じ物を、顧客sの代理人弁護士に開示するから、岡山支店に来店要請している、岡三証券からのFAX文書には、6/17と6/18と6/19分の録音テープはあるものの、肝心の6/16が欠落していたのだ。
6. Posted by 金融探偵   2019年10月03日 21:53
そもそも、手数料がさがることの告知は、電話で充分なのだ。また、証拠保全の検証調書にも、手数料引き下げにおいては顧客から徴収するものはない、と言っているので、顧客sが支店の窓口に行くことはない。
7. Posted by 金融探偵   2019年10月03日 22:37
上記の岡三証券の検査忌避(2016年3月)が発覚してから、顧客s側は金融庁に対して<岡三証券に対する業務停止を求める申し立て>を集中的に行った。その結果、半年後の2016年10月にsescの下畑孝行氏が岡三証券業務監査部に着任している。そして2017年1月のsesc検査を経て、2017年4月には、岡三証券理事で法務部副担当(東徹法務部長の上司)の富水流孝二が辞職し、下畑氏に代わっているのが、確認できる。
8. Posted by 金融探偵   2019年10月06日 13:29
>7 に続いて、2017年6月に岡三証券取締役で、法務部担当の林俊男が退任している。
9. Posted by 金融探偵   2019年10月20日 00:42
岡三証券岡山支店の無断売買は、顧客になりすまして不正アクセスしていた刑事事件だったことが判明しました。

http://blog.livedoor.jp/kinnyuutanntei
10. Posted by 金融探偵   2020年10月20日 05:41
5 2017年4月には、岡三証券法務部副担当の富水流孝二が、辞職していた。

2020年に、法務部長の東徹が辞職することになる。
11. Posted by 金融探偵   2021年10月02日 23:26
顧客が認知症になった時点で、顧客カードの注意事項で、「親族等要相談」「代理受注口座」「要相談、高齢者コメント」欄が新たに書きこまれていなければならない。
12. Posted by 金融探偵   2023年01月26日 05:52
〉10 に続いて、2020年3月末をもって、岡三証券新堂弘幸社長が辞任していた。

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