2012年10月10日
2013年1月4日から信用の差金決済取引が開始されます
東京証券取引所など全国の証券取引所は、個人投資家らが証券会社から株や資金を借りて売買する信用取引の規制を2013年1月1日付で緩和する。現在は取引の際、担保に差し出す証拠金は現金や株式を受け渡すまで再利用できないが、同じ担保を使って1日に何度も売買できるようになる。
インターネット証券大手のSBI、楽天、松井、マネックス、カブドットコムの5証券は13年の取引初日にあたる1月4日からサービスを開始する予定。一方、大手証券会社はシステム対応に時間がかかることからサービス開始日が遅れる可能性が高い。
具体的な法令の改正内容はこちらですφ(.. )
細かく説明するとめんどくさいので興味がある人は勝手に読んでくださいにょ(σ´∀`)σ
1.委託保証金の拘束期間の見直し

2.反対売買による確定利益額の取扱いの見直し

3.追証の解消方法の見直し

岡三オンライン証券のサイトを見ると、3つほど提示されていますが、
基本的に、今回の信用取引の差金決済にかかわっているのは1と2の部分ですφ(.. )
3はどちらかというと信用の利便性を高めるためのおまけ的なものです。
1はまさしく信用取引の差金決済にかかわる一番重要な部分です。
建玉を決済すると、即座に信用建余力がMAXまで回復することになります

また、決済後の委託証拠金をすぐ引き出して現物買ったり、出金したり、振替・出金もできます。
(この引き出しの部分は、各証券会社によって少しずつ仕様が違うかもしれません)
2は当日決済して確定した利益をそのまま委託保証金に回せるという内容です。
従来は、受渡日まで確定利益を委託証拠金に参入することが出来なかったので、
デイトレでいくら儲けてもその利益をその日のうちに委託保証金に算入できませんでした

上手い人ほど買い付け余力がどんどん増えるという塩梅です。
すべての人ではなく、トレードスタイルによって影響の可否が分かれてくる内容です

3は追証の話なんで割愛します。興味のある人は自分で読んでください(`・ω・´)
じゃあこの信用差金決済がいつから開始されるかという話ですが、
法令上では、2013年1月から施行されるようです。
ただお正月休みがあるので実際に取引開始されるのは1月4日(金)からですにょ(σ´∀`)σ
カブドットコムはすでに1/4から対応できると発表しています

松井証券も1/4から対応できると本日発表したようです

岡三オンライン証券は上の1〜3すべてに対応できるか現時点では未定としか書かれてません

その他のSBI証券、楽天証券、マネックスは日経の記事によると1/4から開始だそうです。
クリック証券、ライブスター証券はまだ未発表です。
まだ3ヶ月近く先の話なのでスケジュール確認中ってとこかもしれません。
そうは言ってもさすがに10月中にはきちんと発表してほしいものですにょ(σ´∀`)σ
日経の記事によると野村証券や大和証券などの大手証券は1/4には間に合わないみたいですね
