yogurting ヨーグルティング

2012年04月23日

くりっく365の取引が低迷してるようです

3月度くりっく取引数量は747万9495枚と前月比6.3%増=金融取
くりっく365の取引数量は 7,479,495 枚(前月比 6.3%増 、前年同月比 52.9%減)、1日平均では 339,978 枚となりました。

2011年01月 10,068,026
2011年02月 10,527,109
2011年03月 15,870,475
2011年04月 14,322,311
2011年05月 12,443,370
2011年06月 11,241,912
2011年07月 11,087,176
2011年08月 12,270,419
2011年09月 10,669,026
2011年10月 10,388,713
2011年11月 10,534,190
2011年12月   7,233,569
2012年01月   6,409,315
2012年02月   7,034,516
2012年03月   7,479,495

くりっく365の低迷が長期化しているようです(´・ω・`)
まあ、今までは天下りのコネを使って税制優遇というメリットがあったからこそなので
2012年にくりっく365の優遇税制独占が崩れた時点で当然の結果だったともいえるでそう

2011年3〜4月は為替の波乱で突発的に増えた時期です
(地震ショック、原発事故ショックなどが立て続けに起きて市場が大荒れした時期です)
あんり参考になりにくいのでこの期間の数字を除外して考えてみますにょ(σ´∀`)σ

まず、過去のくりっく365の出来高の推移を見ると2段階で取引が落ち込んでるのがわかります。
第一段階は2011年8月のレバレッジ規制のところです。
この時はたまたま8月に為替が大きく動いて取引が急増するという波乱があったので、
実際にレバレッジ規制の影響が明らかになったのは翌月の9月以降でした
ただ、そもそもくりっく365は取引コストがかなり高いので短期で鞘抜きしにくいため、
ハイレバでがんがん回転売買をするトレーダーはあまり生まれにくい市場でした。
結果的にレバレッジ規制は−10%程度のダウンで済んでました(´∀`*)
第二段階は2012年1月から開始した税制変更でした。
それまで取引所FX(くりっく365、大証FX)にだけ許されていた税制優遇が摘要拡大され、
店頭FXと税制が一本化されたことでくりっく365からあっという間にお客が流出
2011年10月〜2011年11月に比べると−30〜35%という大幅ダウンになりました(((( ;゚д゚)))
(2011年12月時点における減少はクリスマス休暇と重なるので参考になりにくい)

2012年に入って3月は為替が一気に円安に動いたことで取引が増加してますが
4月になってからは為替のボラティリティが急激に低下したことで取引は急減してます
発表されてる数値を見る限りでは15営業日で出来高がたった3,961,651枚しかありません。
1日あたりの平均取引枚数はなんとたったの26万枚という惨憺たるありさまです
この数値を参考にして4月の月間取引枚数を推定するとたったの5,546,311枚ですΣ(´д`;)
4月は営業日が21日と3月より1日少ないという条件を差し引いて考えたとしても、
前月比で−25〜26%のダウンというのはかなり酷い状況といえるでしょう(´・ω・`)

おそらく4月は、税制変更以降で最も悪い値を更新するはずです
今後も、為替がよほど大きく動いてボラティリティが回復しないと取引は増えにくいままでそう。
ちなみに、世の中にある一般的な商品の収益構造として考えると原価が50〜60%で、
その他の間接費用を差し引いて残った20〜30%部分が粗利となります
つまり世の中のおおよそどの商品でも売上高が3割4割も落ち込むとアウトです

トヨタやホンダやソニーやパナソニックやシャープだって同じでしょ。
なんらかの外部要因で一時的に売上げが3割〜4割減るだけなら凌げますが、
恒常的に売上げが減ったままだとビジネスモデルが根底から崩壊します(´;ω;`)
商売ってのはどの分野や業界であれだいたいそーゆうもんです。
もしこのまま回復の目処がなければ、いずれくりっく365ごと市場が崩壊しておかしくないでそ

ss2286234570 at 00:48│Comments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 くりっく365 | 悪材料

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