yogurting ヨーグルティング

2012年04月10日

国内エレクトロニクス企業の苦悩は続く

シャープ最終赤字が過去最大の3800億円に、液晶出荷の遅延で
シャープ(6753)は10日、2012年3月期の最終赤字が従来予想の2900億円から3800億円に拡大する見込みだと発表した。モバイル端末向け液晶の出荷の遅延や、大型液晶事業の構造改革に伴う体質改善費用の計上などが要因。最終赤字は3期ぶりで、赤字額はリーマン・ショック後の09年3月期の1258億円を上回り、過去最大となる。

「選択と集中」の誤算に苦しむエレクトロニクス業界
NEC、 ソニー、シャープ、パナソニック……、1月下旬以降エレクトロニクス大手の巨額赤字や人員削減の発表が相次いだが、社名をながめていると共通項が浮かんで くる。いずれもバブル後の「失われた15年」を克服するため1990年代後半から2000年代にかけ「選択と集中」を迫られた企業である。一時は効果を発 揮して苦境を脱し、新たな成長の道筋を築いたかに見られたが、現時点で振り返ってみるとリストラ途上で新事業の芽を摘んだり、集中投資が思惑外れとなった 事例が目につく。成功体験にとらわれ、見通しやタイミングを誤ると「選択と集中」は企業の手足を奪い、縮小均衡を繰り返す悲惨な結果をもたらす。
エレクトロニクス大手8社のうち、現在業績が最も好調なのは日立製作所。
わずか3年前の09年3月期に日立は7873億円という国内製造業で最悪の最終赤字を計上、当時日立はアナリストたちから「『選択と集中』の落第生」などと 揶揄(やゆ)された。「川村改革」は赤字の垂れ流しを食い止め、その後のV字回復を演出したが、一方で1100社を超える子会社群をほぼ温存。パナソニッ クのような本社機能強化によるモノカルチャー路線とは一線を画し「野武士集団」といわれた日立伝統の多様性を維持した。ビジネスは生き物であり、生き馬の 目を抜く世界のエレクトロニクス市場で生き残るために「選択と集中」が不可欠であることは否定しない。ただ、その場しのぎのリストラの繰り返しや「一本足 打法」のような過大な集中投資は、ものづくり企業の創造力を阻害し、未来の芽を摘んでしまう。間違った「選択と集中」は必ず復讐するのである。

ソニーだけでなくエレクトロニクス系といわれる大企業はどこも苦しそうです。
特に事業に幅がなく、これといって特徴のなくなってるNECあたりが一番厳しそうです
前にも似たようなことを書いたかもしれませんが、
日本人は「選択と集中」というフレーズを妄信しすぎだし、必要以上に意識しすぎでそ(`・ω・´)
このフレーズはあくまで「手段」であって企業の「目的」ではありません。
会社にとって一番大切なのは「安定して利益を稼いで事業継続性を確保すること」です
最近はとかく「商売でお金を稼ぐ」という意識に欠けた企業をやたら見かけます

安易な「選択と集中」は事業の一極集中による事業バランスの失調を招きやすいし
なにより事業数が少ないだけ事業の成否に寄るリスクは格段に高くなります
日本電産のように圧倒的な世界シェアを前提とした「選択と集中」は悪いとは思いませんが、
市場シェアの50%ももってない企業が安易に「選択と集中」に走れば地獄を見るだけでそ。
「選択と集中とは、圧倒的な市場シェアを前提とした市場支配力価格支配力が絶対条件です。
価格支配能力がない市場の事業に集中投資するなんてむしろ危険なだけでそ(゚д゚)、ペッ
それをやって失敗したのがあのエルピーダですにょ(σ´∀`)σ


ss2286234570 at 23:51│Comments(0)TrackBack(0) 業績悪化 | 撤退・廃業

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔