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2012年01月08日

エルピーダ(6665)を救済する意味ってあるのか?

エルピーダ、1200億円 返済期限迫る
エルピーダメモリが取引先メーカーに異例の資金支援を要請したのは、円高や製品価格の下落により、資金繰りが一段と厳しくなっているためだ。
「日の丸半導体」メーカーとして誕生したエルピーダを支援するため、経済産業省や金融機関、IT(情報技術)・半導体業界による調整がヤマ場を迎える。
4 月までに融資の返済や社債償還で1200億円超の資金が必要だが、自力での返済は厳しい。エルピーダは2009年6月に政府が産業活力再生特別措置法(産 活法)の適用第1号に認定し、300億円の公的資金の出資を受けた。しかし、産活法の適用期限も3月末に迫り、経営再建は正念場を迎えている。エルピーダ は世界的なDRAM価格の急落と円高で業績不振に陥っており、11年9月中間連結決算は567億円の税引き後赤字と過去最大の赤字を計上した。保有現金は 1000億円程度で、社債の償還や融資の返済に充てる資金の確保が急務となっている。


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エルピーダ買い先行、東芝と合併の可能性との報道で
寄 り付きの東京株式市場で、エルピーダメモリ(6665)が買い先行。東芝(6502)と合併する可能性があるとの一部報道が材料視されている。東芝はほぼ 変わらずの水準で推移している。デジタイムズは3日、日本政府の仲介でエルピーダメモリと東芝が合併交渉しているとのうわさが最近広がっていると報じた。

エルピーダ、1700億円返済困難 期限残り3カ月、見えぬ資金調達
記 憶用半導体DRAMを製造する大手半導体メーカー、エルピーダメモリの経営が正念場を迎えている。社債償還や借入金返済で4月初めまでに1700億円超の 資金が必要だが、手元資金だけでは足りず、自力返済は困難な状況だ。同社では取引先メーカーに資金支援を要請、経済産業省や金融機関も交えて他社との経営 統合を含む抜本的な再建策も模索されているもようだが、本業の赤字脱却が見えない中、先行きは不透明な状況だ。
エ ルピーダは、2009年6月に政府から産業活力再生特別措置法(産活法)の適用第1号に認定されて日本政策投資銀行が300億円の増資を引き受けたほか、 同年9月には政投銀と14金融機関から計1100億円の融資を受けた。その後は一部を返済したものの、社債償還も含め4月2日までに1220億円が必要。 このほかにも、11年度中に返済しなければならない借入金も500億円ある。

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素人目に見たって今のエルピーダは終わってると思います(´・ω・`)
もうかなり前からまともに利益も出せてないし赤字体質が恒常化しています。
政府や銀行に泣きついて資金を引っ張り出しては延命を続けてますが
実質的に、自前の信用度で資金調達できた試しはありません。
ただただ泣きついて「破綻しそうだと」脅して金をカツアゲしてるだけに見えます
公的資金の出資という異例の手法で資金調達できたので延命してるだけで
一般的な金利で借り入れれるだけの信用度も利払い能力があるとも思えませんΣ(・ω・ノ)ノ

いよいよ進退窮まってきたのか今さらになって
取引先メーカーに「売掛金を払ってほしければ金をよこせと言ってるようです
しかし、自前での資金調達能力も弁済能力もほとんど無いにもかかわらず
金貸せって脅すのは、ほとんど山賊や強盗と大差ないんじゃないでしょうか(゚д゚)、ペッ

救済合併話を振られた東芝にしたってなんのメリットもないでしょう
例の救済合併の噂も、エルピーダの処理に困った経済産業省が東芝に押しつけようとして
適当に情報をリークしてマスコミに流しただけのようです(゚Д゚)ゴルァ!!
(いかにもそのような交渉の事実があるかのように匂わせて押し付けようとしただけ)
わざと情報を流して東芝を追い詰めて引き取らせようと画策してたってことでしょう
責任能力のない木っ端役人がよくやる悪質な情報操作です(゚д゚)、ペッ
ニセの噂に乗せられて高値で掴まされた投資家もたまったものではないでしょう

台湾DRAM大手との統合ができればシェアを握ってもしかしたら復活できるかもですが、
そのためのハードルも決して高くないと思うし、なにより時間も足りません
相手方だってこんな赤字の不良債権を拾いたいのか怪しいものです

ss2286234570 at 00:58│Comments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 企業業績 | 悪材料

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