yogurting ヨーグルティング

2011年12月27日

身売り・買収による統廃合がすすむFX業界

1/21をもって豊証券の店頭FX取引事業を承継へ=フィリップ証券
http://www.phillip.co.jp/information/news/1207

12/16付でFXCMJ証を存続としてフォーランドFと合併=FXCMJ証
http://www.fxcm.co.jp/company/press/2011/1216.pdf

12/8 第三者割当による新株式発行の払込完了(ISHD)=ひまわりHD
http://www.himawari-group.co.jp/news/2011/20111208_haraikomikanryou.pdf

9/7 FXサービス終了、フィリップ証券へ口座移管=フォレックスクラウン
http://www.fxcrown.com/campaign_seminar.html#new_inf

8/21付で「OANDA Japan」に商号変更、サイトも刷新=My外貨
http://www.oanda.jp/


2011年後半だけで5件ものFX業者が買収もしくは事業譲渡されたようです
そのほとんどは外資系の資本による買収のようです。
米FXCMはODL証券や中堅どころのフォーランドフォレックスを次々と買収しています
最近だとフィリップ証券もけっこう積極的に中小業者を買い集めてるようです。
旧ライブドア証券のFX部門が独立してできたMy外貨もOANDAに買収されたようです
唯一の例外は、ISホールディングス(外為オンラインの親会社)によるひまわり証券への第三者割当増資による資本参入ぐらいでしょうΣ(・ω・ノ)ノ

国内ではレバレッジ上限25倍規制がここ2年間ほどで強化されてきていますが、
それでも世界のFX取引高の45%近くは日本が占めてるといわれています
おそらくその巨大な市場を狙って新規参入が絶えないのでしょうφ(.. )

来年以降も、事業が行き詰まった中小業者を中心として身売りが盛んになるはずです。
最終的には大手6〜8社程度完全寡占市場になると予想されます
SBIグループがSBI証券や住信SBIネット銀行だけでなくFX子会社も作るとこを見ると、
その6〜8社程度の寡占市場に食い入ろうと意図してるのではないかと思われます
現在、世界のFX取引高シェアの45%近くを日本が占めているといわれていますが、
実際にはその国内市場も大手3社だけ40〜45%を独占しているのが現状です
外資系が参入してきてるとはいえ、すでに圧倒的な寡占市場だってことです(`・ω・´)

外資系にしろ、SBIにしろこれからさらに苛烈な競争になるのは間違いないでしょう。


ss2286234570 at 07:22│Comments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 新規参入 | 統廃合・消滅

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