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2011年12月20日

松井証券の即時決済信用取引が大失敗

松井証券社長「私が創ったビジネス、ぶっ壊す」
収入がゼロでは商売にならないので、代わりに信用取引の金利を日歩2銭、年利7.3%に設定した。デイトレードが主対象だから、例えば100万円の融資で一日200円の金利となる。銘柄によっては株価が一日に数%、すなわち数百ベーシス動くわけだから、手数料無しの金利分2ベーシスが高いか安いかは顧客が判断することだが、取引コストの面でもデイトレードに十分考慮したつもりだ。現物取引は金利がないから、一日100万円以内の取引なら、松井の手数料収入はゼロだが、流動性を厚くするためと割り切った。これまでの10万円以下なら無料というものとは使い勝手が格段に違うはずだ。
要するに、「松井のアレ」で、手数料ビジネスから決済・信用供与ビジネスへと戦略的にシフトすることを決めたのである。
連休明けの10月11日から、試運転として、まず流動性が高い東証・大証重複上場の20銘柄をピックアップしてサービスを開始した。10月24日ごろには50銘柄まで増やす予定で、軌道に乗れば銘柄数を更に増やしていく。これは日本で初めての試みであり、株では世界で初めての試みだ。これで、デイトレーダーの争奪戦を有利に展開できると思っている。苦い教訓を生かし今回は種々のパテントを取っている。これまでのように他社は簡単には追随できない。どうしてもやりたいのなら、「松井のアレ」の一顧客となってもらえばいい。その仕組みも追い追い準備するから大歓迎だ。

同一の保証金で1日に何度でも回転売買を可能にする「即時決済信用取引」を導入。
「10月11日に開始したが、まだいろんな欠陥がある。一番の欠陥は、当初から予想されたとおり(松井証券内で売買注文を付け合わせるため)流動性の問題だ。ただし考え方自体は間違っていない。オンラインビジネスで手数料競争を延々とやったところで、未来がないことは明らか。即時決済については改良を重ねてしつこくやるつもりだ」

「企業の資本戦略に影 証券界、リストラ相次ぐ
「想像以上に厳しい出足だ」。松井証券の幹部は、10月に始めた信用取引の新サービスをこう評する。
保証金(担保)を1日に何度も使い、信用取引を繰り返しできる仕組みで、社内では株売買を盛り上げる起爆剤になるとの期待が高まっていた。ところが、このサービスを使った11月の株式売買代金は2億円。同社全体の0.1%にも満たず、投資家心理の冷え込みを浮き彫りにした。


即時決済取引の12月売買代金
12月01日 11,599,480円
12月02日   4,360,360円
12月05日   5,846,520円
12月06日   3,249,100円
12月07日   4,850,200円
12月08日   5,742,900円
12月09日   2,843,300円
12月12日   6,481,300円
12月13日   2,022,700円
12月14日   1,392,100円
12月15日   2,106,800円
12月16日   1,225,400円
12月19日      793,230円  


鳴り物入りでスタートした松井証券の『即時決済信用取引』が失敗に終わりました(´・ω・`)
サービス開始初日こそ売買代金が7000万円ほどありましたが
最近は1000万円どころか100万円を割り込んで1/10まで激減しています
商品の企画そのものが根本的に破綻してるので打つ手なしというところでそう。
日経新聞やヤフーなどでやたら派手な広告を載せてアピールしたようですが、
10-11月の口座増加数は減るばかりで何の効果もなかったようです
起死回生の策として松井証券は自身の大証上場をやるようです
大証に上場することで自社株の売買を即時決済取引でも可能にしたいのでしょう。

何度も書いてますが「即時決済」というアイデアそのものは悪くないとおもいます
ただ、それをお客に提供できるレベルまでしっかり作り込まれていないので
アイデアがいいだけの思いつき商品に終始してしまってるってことです(´Д⊂)
残念ながら『即時決済信用取引』はかなり根本的な問題を抱えています。
今のままいくら弄繰り回してもサービスが成功する可能性は0%でそう
一番よい方法はもう少しよくよく考えて1から作り直すことでしょう。

即時決済信用取引の問題点
ゝ卞瓜里涼輅犬鬚屬弔厩腓Δ世韻了伝箸澆世らまたく流動性がない。
大証の立会い外取引を利用してるので大証銘柄しか取引できない。
ものすごく使いにくいし取引する側にとってメリットがない。

は、かなり根本的な問題です
即時決済を成功させるには東証大証のような取引所が主体となってやることです。
これならいくらでも流動性があるのでみんな喜んで利用するはずです
仮にそれがダメでも、せめてマーケットメイカーを入れて気配提示はすべきでしょう(`・ω・´)
SBIのPTSのように外資系証券にマーケットメイクを依頼するのも一つの手です
場合によっては、松井証券自身がリスクを負ってでも取引相手方となって
気配を提示して約定させるなどのやり方もあるかもしれませんφ(.. )

もかなり致命的です。
そもそも即時決済信用取引サービスはデイトレ向きに企画されたサービスなのに
個人投資家が好んで取引する銘柄がまず入ってないという点が根本的に狂ってます
日中に値動きのあるDeNA、グリー、オリンパス、サイバーエージェントもありません。
デイトレ向きのサービスなのにデイトレしやすい銘柄がない(゚д゚)、ペッ
こんなどうしようもないものをお客が利用すると本気でおもってるのでしょうか
ぼくちんは2年前にも同じような「即時決済取引」の問題点を指摘して書いてます
残念なことに、この2年間でなんの改善もなされなかったようです(´;ω;`)


松井証券は即時決済信用取引のあまりの失敗っぷりに焦ったのか、
手数料値下げ競争はしないと断言しておきながら日経先物の手数料を値下げました
それ自体は悪いことではないですが、明らかに自分を見失ってる気がします
そもそも今年の3月、先物ロスカット口座の欠陥が原因で松井はトラブルを起こしてます
むちゃくちゃな値段でオプションがロスカットされて何十億円という立替金が発生し
その立替金をお客に請求するという横暴をやったためにかなりの訴訟を抱えてます(゚д゚)、ペッ
いくら手数料を値下げしても、こんな危険な会社で先物を取引したい人なんて居ないでそ
数百円の手数料をケチって数億の請求書送られてきたらバカみたいです

本来なら、こういう問題は松井証券自身がシステムの欠陥をある程度認めた上で、
損失を自社で処理して、お客を負担から解放して元の優良客の鞘に戻すべきです
何億という賠償訴訟をやったところで回収できる見込みなんてあるわけないし、
なにより自分で自分の評判を貶めて優良顧客の流出を招くだけです
そんなバカな事やって、実際に大口顧客や優良顧客が流出するという深刻な事態を招き
今頃になって慌てて手数料を下げてもお客が戻ってくるわけがありません(゚д゚)、ペッ
正直なところ、客商売として基本を完全に見失ってると思います

2007年に信用手数料無料化をやって失敗して以降というもの
松井証券はこれといって大きな投資もせずひたすらコストダウンだけやってきました
確かに営業利益率は上がりましたが、お客が逃げて減収減益を繰り返すばかりです
これでは本末転倒もいいとこでしょう(´・ω・`)
本当の問題解決は「新しいお客を呼び込んで資金と口座を増やすことなのに
目先の利益に拘ってお客を取り逃がしてきたことが致命的な問題になりつつあります
前にも何度か書いてますが、とにかく何とかして資金お客を呼び込まねばなりません(´・ω・`)
とにかく1日でも早く新しいビジネスモデルの再構築に動くべきそ

もはや手数料を値下げしさえすればお客やシェアが回復するだろうだと言うような
そんな生易しい事態ではなくなりつつある様な気がします(((( ;゚д゚)))
その証拠に40〜50%近く手数料を大幅値下げした先物シェアがまったく増えてません
手数料を下げたのに客を呼び込めないというのはかなり最悪の事態でそ

先物・手口情報 (12/20)
http://www.traders.co.jp/domestic_stocks/invest_tool/futures/futures_top.asp
SBI証券 1811枚
クリック証券 942枚
楽天証券 914枚
カブコム 887枚
マネックス 780枚
松井証券  666枚
ライブスター 618枚

今日はいつもより松井証券の取引枚数が特に少ないような気がしますが
だからと言って普段から枚数が増えているという印象もありません(TДT)
松井証券が先物シェアでネット証券1位を独占していたというのは今は昔の話です。
今では最後発のライブスター証券(旧IDO証券)と最下位争いをしてる始末
手数料を大幅値下げしてもこれではちょっと先々が思いやられるでしょう

手数料の値下げも何もしないままならお客が勝手に流出してしまい
値下げしてもお客が戻ってこないというのは考えられる中で最低最悪の事態ですΣ(´д`;)
そーとーな危機感を持って真剣に対応しないとかなり大変なことになるでそ

ss2286234570 at 23:42│Comments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 悪材料 | PTS

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