yogurting ヨーグルティング

2011年09月23日

松井の株式売買代金が低迷してるようです

メルマガを見てると松井証券の株式売買代金がやたら低迷しているようです(´・ω・`)
今月は祝日が多いとか、市場が低迷してるので仕方がない部分もあるのかもしれませんが、
それにしてもちょっとこれは悪すぎるんじゃないでそうか

               東証1部売買代金   株式売買代金

9月1日 11628 300.27
9月2日 11301 280.85
9月5日 10002 277.18
9月6日 12748 350.62
9月7日 11098 265.68
9月8日 9645 271.84
9月9日 16636 245.12
9月12日 10710 272.20
9月13日 10457 239.94
9月14日 11175 276.61
9月15日 10404 247.10
9月16日 11941 341.99
9月20日 9668 266.26
9月21日 9558 241.85
9月22日 12098 331.37

15営業日 月間売買代金 4,208億円、1日あたり平均売買代金は280億円しかありません。
このまま最後の週も盛り上がりに欠ける展開ならば、
9月は20営業日で、月間売買代金 5,611億円というおそろしく悪い数字になる見込みです
ちなみに松井証券の月間売買代金が6,000億円を割り込むのは2003年5月以来です。
言ってしまえば、会社の規模が8年前の水準にまで落ち込んでるということですΣ(´д`;)
ついでに1日あたりの売買代金280億円という数字も8年ぶりの最悪の数字のようです
(過去の数字についてはここからデータをダウソロードできます)

今のところ、大証先物の夜間取引時間が7月末から深夜枠に拡大されたことで
先物手数料が数字を補って業績的には前四半期決算よりはマシだろうと予想しています
でもそれは最悪だった前期よりマシだろうというだけで回復ではありません(´Д⊂)
何より、松井証券は株式手数料と信用金利の収入だけで売上の90%を占めています。
このまま株式売買代金の規模が縮小し続けると致命傷になりかねません
シェアうんぬんより規模そのものが縮小してしまってる事の方が危険だと思います(´;ω;`)

10月から即時決済信用取引を開始するようですがこれもまったく無意味でしょう
アイデアそのものは悪くないですが、市場流動性を担保する仕組みになってないので
根本的にお客が取引を活発に行なえる条件を満たしていません
特に信用で建てて決済できない状態になったらお客は悲惨なだけですにょ(σ´∀`)σ
なんでこんなマヌケな仕組みなのかちょっと理解に苦しむ部分です

そして一番問題なのは口座開設の増加数が極めて低迷している点です
ただでさえ春先から既存顧客が流出し続けて売買規模が縮小し続けてる状況なのに、
おまけに新規のお客も増えていないというのでは完全に詰んでるでそ(((( ;゚д゚)))
どう考えても、目先で売買が回復に向うとは到底思えません

手数料を上げるとか下げるとかそんな小手先の戦略の話ではありません
とにかく他社に比べて松井証券自身のサービスが魅力あると認識されるようにしないと
今のままなら差が開くばかりでどうしようもない状態に陥るのは見えています
もしこのままの状態が2〜3年続けば、いずれネット証券大手5社という枠からも弾き出されて
岡三オンライン証券にすら抜かれて7・8位に転落するのは間違いないでそ(´・ω・`)

ss2286234570 at 20:17│Comments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 ネット証券 | 業績悪化

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔