2011年07月31日
イスラム諸国で混乱が収まってないようです
トルコ軍トップ一斉辞任、政権の幹部拘束に抗議
トルコからの報道によると、同国のコシャネル軍参謀総長と陸海空軍の各総司令官が29日、一斉に辞任した。穏健イスラム政党「公正発展党(AKP)」政権に対するクーデター計画に関与したとして、軍幹部ら250人が拘束されたままとなっていることへの抗議という。軍トップの一斉辞任は極めて異例で、宗教色を強めるAKP政権と、国是である世俗主義を代表する軍との根深い対立が改めて浮き彫りとなった。
AKP政権は2007年以降、様々なクーデター容疑などで軍関係者らを次々と拘束。一方、軍政下で制定された現行憲法の改正を目指すなど、軍の弱体化を図っているとされ、一斉辞任を受けて軍の強硬派が政権批判を強めれば、情勢が緊迫する可能性もある。
シリア中部で22人死亡 治安部隊が武力弾圧
反政府デモが続くシリアの人権活動家は6日、中部ハマで治安部隊による武力弾圧があり、5日から6日にかけて少なくとも22人が死亡、50人以上が負傷したと述べた。中東の衛星テレビ、アルジャジーラなどが伝えた。
シリア中部ホムスで16人死亡、治安部隊が葬列に発砲
シリア中部ホムスで19日、葬儀に参列していた市民に治安部隊などが発砲し16人が死亡した。複数の住民が明らかにした。人権活動家や住民によると、これにより週末からの死者は少なくとも33人に上っている。19日に死亡した16人のうち10人は、治安部隊によって18日に殺害された別の市民10人の葬儀に参列していたという。
エジプト:保守系イスラム台頭…若者団体が警戒
世俗的傾向が強いエジプトで、ムバラク前政権下では行動を規制されてきた、サラフィ主義者と呼ばれる保守的なイスラム原理主義勢力の活動が目立ってきた。29日に首都カイロのタハリール広場で数万人が参加した軍政への抗議集会で、サラフィ主義者らが「エジプトのイスラム化」を呼びかけた。前政権を崩壊させた民主化蜂起を主導した若者団体は「集会を乗っ取った」と反発、警戒感を強めている。
エジプトの長期政権が崩壊して以降、イスラム諸国での混乱が収まってないようです
特にシリアではあたり前のように政府軍が一般市民に発砲して弾圧・殺害しまくりです
あまりに酷いので米国政府がシリア政府と対立してかなり揉めているようです。
欧州諸国もシリア政府の人権弾圧を懸念して経済封鎖的な行動を明確にしはじめています
おそらく1-2年以内にシリアの現政権は崩壊して独裁政府が崩壊するでそう
そこまではいいのですが、その後、イスラム宗教色の強い政党が必ず出てくるはずなので
周辺の独裁政権を持つイスラム諸国への波及がさらに強くなるはずですにょ(σ´∀`)σ
周辺に与える影響とか政治的不安定が波及するのはかなりの懸念点といえるでしょう
今回のニュースの中で一番気になったのはトルコの政府と軍との対立です(´・ω・`)
トルコ軍というのはトルコ国民から信頼が厚く、政治介入をしない国家の安定をもたらす存在です。
トルコに成立したイスラム系政権がその軍を排除して権力を強化しようと暗躍してます。
(トルコ軍が手を出さないのをいいことに挑発して弾圧し、軍への支配権を強化したいんでそう)
トルコ軍は伝統的に宗教問題や政治問題から独立した存在であり続けた存在なので
この軍の権力がそがれてイスラム政権の力が強化されるのはけっこう危険です
もしこのまま両者の対立が強まれば、軍が本当にクーデターを起こす事態もあるでそう。
シリアは国の規模も経済規模もきわめて小さいので投資に影響を与えることはないでしょうが
トルコはトルコ投信やトルコリラ建て外債なんてのが国内でもたくさん売られています(((( ;゚д゚)))
FXでの取り扱い銘柄にもけっこう入ってるので、モロに投資化に影響の出やすい国です
かなり警戒感を持って投資対象から外しておく必要があるのではないかと思います(`・ω・´)
トルコからの報道によると、同国のコシャネル軍参謀総長と陸海空軍の各総司令官が29日、一斉に辞任した。穏健イスラム政党「公正発展党(AKP)」政権に対するクーデター計画に関与したとして、軍幹部ら250人が拘束されたままとなっていることへの抗議という。軍トップの一斉辞任は極めて異例で、宗教色を強めるAKP政権と、国是である世俗主義を代表する軍との根深い対立が改めて浮き彫りとなった。
AKP政権は2007年以降、様々なクーデター容疑などで軍関係者らを次々と拘束。一方、軍政下で制定された現行憲法の改正を目指すなど、軍の弱体化を図っているとされ、一斉辞任を受けて軍の強硬派が政権批判を強めれば、情勢が緊迫する可能性もある。
シリア中部で22人死亡 治安部隊が武力弾圧
反政府デモが続くシリアの人権活動家は6日、中部ハマで治安部隊による武力弾圧があり、5日から6日にかけて少なくとも22人が死亡、50人以上が負傷したと述べた。中東の衛星テレビ、アルジャジーラなどが伝えた。
シリア中部ホムスで16人死亡、治安部隊が葬列に発砲
シリア中部ホムスで19日、葬儀に参列していた市民に治安部隊などが発砲し16人が死亡した。複数の住民が明らかにした。人権活動家や住民によると、これにより週末からの死者は少なくとも33人に上っている。19日に死亡した16人のうち10人は、治安部隊によって18日に殺害された別の市民10人の葬儀に参列していたという。
エジプト:保守系イスラム台頭…若者団体が警戒
世俗的傾向が強いエジプトで、ムバラク前政権下では行動を規制されてきた、サラフィ主義者と呼ばれる保守的なイスラム原理主義勢力の活動が目立ってきた。29日に首都カイロのタハリール広場で数万人が参加した軍政への抗議集会で、サラフィ主義者らが「エジプトのイスラム化」を呼びかけた。前政権を崩壊させた民主化蜂起を主導した若者団体は「集会を乗っ取った」と反発、警戒感を強めている。
エジプトの長期政権が崩壊して以降、イスラム諸国での混乱が収まってないようです
特にシリアではあたり前のように政府軍が一般市民に発砲して弾圧・殺害しまくりです
あまりに酷いので米国政府がシリア政府と対立してかなり揉めているようです。
欧州諸国もシリア政府の人権弾圧を懸念して経済封鎖的な行動を明確にしはじめています
おそらく1-2年以内にシリアの現政権は崩壊して独裁政府が崩壊するでそう
そこまではいいのですが、その後、イスラム宗教色の強い政党が必ず出てくるはずなので
周辺の独裁政権を持つイスラム諸国への波及がさらに強くなるはずですにょ(σ´∀`)σ
周辺に与える影響とか政治的不安定が波及するのはかなりの懸念点といえるでしょう
今回のニュースの中で一番気になったのはトルコの政府と軍との対立です(´・ω・`)
トルコ軍というのはトルコ国民から信頼が厚く、政治介入をしない国家の安定をもたらす存在です。
トルコに成立したイスラム系政権がその軍を排除して権力を強化しようと暗躍してます。
(トルコ軍が手を出さないのをいいことに挑発して弾圧し、軍への支配権を強化したいんでそう)
トルコ軍は伝統的に宗教問題や政治問題から独立した存在であり続けた存在なので
この軍の権力がそがれてイスラム政権の力が強化されるのはけっこう危険です
もしこのまま両者の対立が強まれば、軍が本当にクーデターを起こす事態もあるでそう。
シリアは国の規模も経済規模もきわめて小さいので投資に影響を与えることはないでしょうが
トルコはトルコ投信やトルコリラ建て外債なんてのが国内でもたくさん売られています(((( ;゚д゚)))
FXでの取り扱い銘柄にもけっこう入ってるので、モロに投資化に影響の出やすい国です
かなり警戒感を持って投資対象から外しておく必要があるのではないかと思います(`・ω・´)