yogurting ヨーグルティング

2010年09月20日

次になくなりそうなFX業者

FX-ZEROという比較的最近できたばかりのFX業者がまた合併で消滅したので
大手各社の実績とか決算書を読み直してるとまた怪しいのが見つかりました
かつては国内で取引高1だったFXCMという業者です。
少し前まで大手の一角だったようですが最近は決算が真っ赤っかですね(´Д⊂)

http://www.fxcm.co.jp/common/pdf/disclosure_statement2010.pdf
平成20年 営業収益51億8,000万円 経常利益13億7,900万円 当期純利益8億1,400万円
平成21年 営業収益33億7,800万円 経常利益-1億2,600万円 当期純利益-7,500万円
平成22年 営業収益19億8,200万円 経常利益-1億3,100万円 当期純利益-2億5,200万円

※ここでいう営業収益とは=売上高のことです。
数年前まではジャフコや証券会社にも出資を引き受けてもらっているところを見ると
おそらく上場を目標にしていたのが失敗に終わったというところでそ(´・ω・`)

最終利益が悪化したのもよくないですが一番よくないのは売上げの激減でそ
一時的な費用の増加や特損の発生で利益が減ったなら回復は可能ですが
通常に営業してて売上高が2年間で62%も減るってのはけっこう絶望的です
おまけに今年からレバレッジ規制が開始され来年の夏までさらに強化される事を考えると
これから売上げが回復して業績が上向く可能性は限りなく0%に近いでそ

ただ一番注目すべきなのは赤字決算ではなく巨額の配当金の存在です
今期の決算は2.5億円の最終赤字なのに7.5億円もの剰余金の配当が記載されてます(((( ;゚д゚)))
1〜2年前に親会社を引受け先に10億円の第三者割当増資を行っておきながら
いきなり赤字会社が7.5億円もの配当が存在してるのは明らかに異常でそ
これは明らかに事業継続を諦めて親会社が資本回収モードに入ったってことでそ(´Д⊂)
当期純損失の2.5億円と合わせて約10億円(25%)もの株主資本が消滅したってことです
今期はレバレッジ規制開始で業績がさらに落ち込んでる可能性大ですから
もし同じくらいの配当を今期も実施すれば自己資本規制比率がさらに低下して
営業を継続することもできなくなるって可能性を意味してるからです

期をまたいだりしてっるので少しわかりにくい決算内容ですが
今年の3月に15億円の配当が実施され、去年の6月にも6億円の配当実施の記載があります。
赤字の会社が2年間で21億円の配当ってのはおかしいどころじゃないですにょ(σ´∀`)σ
スポンサーが金を引き出して逃げる準備をしてるとしか思えません

一般的に企業投資の回収には3種類あります
―仍饑茲隆覿箸鮠緇譴気擦道埔譴燃式を売却
第三者に保有株を転売
G枦金、あるいは会社をばらしてその資産から投資額を回収

株式上場というのは時間も費用もかかるので意外と一般的ではなく
通常の投下資本回収方法といえば△主流です
ただし今回のケースは明らかにですねΣ(´д`;)
残されたFX事業を安い値段で買ってくれる投資先を最後まで探すのか
あるいはもう売却は諦めて事業を閉鎖して資本回収に専念するのか
そのあたりはこれから1年以内に結論が出るのではないかと思いますにょ(σ´∀`)σ
(次回配当やったら会社資本がものすごく減るのであまり時間は残ってません)

廃業する前に買い取ってくれる会社が現れるかどうかでかなり運命が変わりそうです
少なくとも大株主の親会社が巨額配当を受け取ってお金を引き出し始めた以上
これから事業を建て直して継続・・・という選択肢は考えにくいでそ
というかまずありえないと思いますにょ(σ´∀`)σ


ss2286234570 at 05:48│Comments(0) 統廃合・消滅 | FX業者

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