2025年10月22日
2025年10月22日
ネット証券2025年3月期4Q(2024年4月〜2025年3月) 通期業績比較
ネット証券5社、前期純利益2%減 NISAの「次」提携で探る
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB060IR0W5A500C2000000/
2025年5月9日 18:11 日本経済新聞
主要ネット証券5社の2025年3月期決算が9日、出そろった。合計の純利益は前の期比2%減の798億円だった。3社が増益、2社が減益だった。国内株の売買手数料無料化で競争は激しさを増すなか、手数料の減少を補えるかどうかが分かれ目の一つになった。
SBI証券が9日発表した25年3月期決算は、売上高にあたる純営業収益が16%増の2114億円、純利益が1%増の478億円になった。国内株を含む株式などの委託手数料は19%減ったが、外国為替証拠金取引(FX)を含むトレーディング収益が2%増えたほか、信用取引にひも付く金融収益も30%増えた。
SBIホールディングス(HD)の北尾吉孝会長兼社長は9日の決算記者会見で「収益源の多様化で(手数料ゼロ化の)逸失利益を補ってあまりあるものにしようとしてきた」と強調した。
ネット証券は23年秋にSBI、楽天証券が日本株の売買手数料をゼロにし、少額投資非課税制度(NISA)では主要5社すべてが無料だ。楽天証券も手数料収入の減少を金融収益などで補い、純営業収益が増えた。特別損失の発生で純利益こそ減少したが、本業のもうけを示す営業利益は増益を確保した。
減収減益になったのが三菱UFJeスマート証券だ。大口顧客に対する手数料優遇プランを拡充したことで手数料収入が減少。人件費やシステム経費が重荷となり最終減益になった。
松井証券はJCBと金融商品仲介業の契約を結び、独立路線の転換を進める。SBIHDは出資を受ける三井住友フィナンシャルグループと組んで、人工知能(AI)を活用した新たな投資信託を販売する。
楽天証券はみずほ証券と共同で富裕層を開拓するほか、マネックス証券はクレジットカードを使った投資信託積み立てなどで親会社のNTTドコモとの協業を広げる。
今期は証券口座の乗っ取りによる被害への補償が業績の重荷になる可能性がある。金融庁によると、口座乗っ取りが疑われるネット取引での不正な取引は売りと買いを合わせて1〜4月に計3049億円になった。足元でも被害は止まっていないという。
ネットと対面の大手証券10社は2日、各社の約款の定めにかかわらず顧客と個別に協議して被害を補償する方針を打ち出した。マネックス証券の清明祐子社長は9日の記者会見で、補償額の見通しに関し「まさに個別に連絡するところで、見積もれないのが正直なところだ」と言及した。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB060IR0W5A500C2000000/
2025年5月9日 18:11 日本経済新聞
主要ネット証券5社の2025年3月期決算が9日、出そろった。合計の純利益は前の期比2%減の798億円だった。3社が増益、2社が減益だった。国内株の売買手数料無料化で競争は激しさを増すなか、手数料の減少を補えるかどうかが分かれ目の一つになった。
SBI証券が9日発表した25年3月期決算は、売上高にあたる純営業収益が16%増の2114億円、純利益が1%増の478億円になった。国内株を含む株式などの委託手数料は19%減ったが、外国為替証拠金取引(FX)を含むトレーディング収益が2%増えたほか、信用取引にひも付く金融収益も30%増えた。
SBIホールディングス(HD)の北尾吉孝会長兼社長は9日の決算記者会見で「収益源の多様化で(手数料ゼロ化の)逸失利益を補ってあまりあるものにしようとしてきた」と強調した。
ネット証券は23年秋にSBI、楽天証券が日本株の売買手数料をゼロにし、少額投資非課税制度(NISA)では主要5社すべてが無料だ。楽天証券も手数料収入の減少を金融収益などで補い、純営業収益が増えた。特別損失の発生で純利益こそ減少したが、本業のもうけを示す営業利益は増益を確保した。
減収減益になったのが三菱UFJeスマート証券だ。大口顧客に対する手数料優遇プランを拡充したことで手数料収入が減少。人件費やシステム経費が重荷となり最終減益になった。
松井証券はJCBと金融商品仲介業の契約を結び、独立路線の転換を進める。SBIHDは出資を受ける三井住友フィナンシャルグループと組んで、人工知能(AI)を活用した新たな投資信託を販売する。
楽天証券はみずほ証券と共同で富裕層を開拓するほか、マネックス証券はクレジットカードを使った投資信託積み立てなどで親会社のNTTドコモとの協業を広げる。
今期は証券口座の乗っ取りによる被害への補償が業績の重荷になる可能性がある。金融庁によると、口座乗っ取りが疑われるネット取引での不正な取引は売りと買いを合わせて1〜4月に計3049億円になった。足元でも被害は止まっていないという。
ネットと対面の大手証券10社は2日、各社の約款の定めにかかわらず顧客と個別に協議して被害を補償する方針を打ち出した。マネックス証券の清明祐子社長は9日の記者会見で、補償額の見通しに関し「まさに個別に連絡するところで、見積もれないのが正直なところだ」と言及した。
SBI証券 2025年3月期 第4四半期通期(2024/4〜2025/3)決算
https://search.sbisec.co.jp/v2/popwin/info/home/irpress/tanshin_250509.pdf
https://kabu.com/pdf/Gykpdf/accountingline/shihanki2025_03.pdf
今回もネット証券の2025年度3月期4Qの通期決算をまとめて比べてみたにょ(σ´∀`)σ
マネックスはコインチェックを買収して会社の形が大きく変動したので
https://search.sbisec.co.jp/v2/popwin/info/home/irpress/kessanshiryou_250509.pdf
https://www.sbisec.co.jp/company/about/ir/
https://www.sbisec.co.jp/company/about/ir/
営業収益2388億6,700万円(+17.4%)

営業利益 771億2,800万円(+12.3%)

経常利益 766億2,500万円(+10.2%)

当期利益 478億6,500万円(+ 1.0%)

楽天証券 2025年3月期 第4四半期通期(2024/4〜2025/3)決算
https://www.rakuten-sec.co.jp/ITS/disc_PDF/kessann_20250430_01.pdf
https://www.rakuten-sec.co.jp/ITS/disc_PDF/kessann_20250430_01.pdf
営業収益1339億2,800万円(+14.0%)

営業利益 319億7,500万円(+ 7.9%)

経常利益 317億4,500万円(+ 8.0%)

当期利益 149億8,300万円(−16.5%)

松井証券 2024年3月期 2025年3月期 第4四半期通期(2024/4〜2025/3)決算
https://www.matsui.co.jp/company/ir/pdf/2025_4.pdf
営業収益 392億0,400万円(+ 6.5%)

営業利益 156億3,600万円(+ 3.1%)

経常利益 152億9,200万円(+ 1.6%)

当期利益 105億0,100万円(+ 8.0%)

GMOフィナンシャルHD 2025年3月期 第4四半期通期(2024/4〜2025/3)決算
https://www.gmofh.com/ir/news.html営業収益 533億6,600万円(+ 5.3%)

営業利益 87億9,500万円(−41.4%)

経常利益 78億4,100万円(−45.5%)

当期利益 44億4,900万円(−45.6%)

カブドットコム 2025年3月期 第4四半期通期(2024/4〜2025/3)決算
営業収益 236億4,100万円(+ 0.3%)

営業利益 27億6,800万円(−43.1%)

経常利益 27億6,000万円(−43.2%)

当期利益 17億7,400万円(−32.0%)

マネックスグループ 2025年3月期 第4四半期通期(2024/4〜2025/3)決算
営業収益 738億1,400万円(+20.5%)

営業利益 不明
経常利益−46億2,600万円
当期利益−50億6,700万円
今回もネット証券の2025年度3月期4Qの通期決算をまとめて比べてみたにょ(σ´∀`)σ
マネックスはコインチェックを買収して会社の形が大きく変動したので
マネックス証券単体ではなくマネックスグループの決算で比較していますφ(.. )
同様に、クリック証券は単体決算を開示してないので
(文字数喰うし長くてめんどくさいので以下GMOFHDに省略)
飛び抜けて業績の悪かったマネックスグループは大赤字だったようですφ(.. )
これは子会社のコインチェックグループを上場しようとして1Q〜3Qまでの期間に
上場の補助をした専門家への報酬費用が33億7,400万円とか上場関連費用が137億1,400万円とか一時費用が発生しただとか、4Qにさらに専門家への報酬費用が11億5700万円の一時費用が発生しただとか書いてあってこれが足を引っ張ったようです(´・ω・`)
総額だと日本円で182億4,500万円なのでさすがにこれは費用がかかりすぎでそ



(実際にはその他の費用がもっと掛かるので総費用はさらに高いでしょう)
国内では仮想通貨会社の上場が無理なので、やや強引にコインチェックGをナスダックに上場させるために荒業を使ったのですが、その費用がかなり嵩んだようです

(図表がメチャクチャわかりずらいんで表で計算だけ表示してくれよ、と・・・)
.
確かに上場時はドル円152円の計算で1,611億2,000万円もの時価総額がついてたのでその時はよかったのですが、すでに株価が855億円と約半分まで急落しています

上場してもロックアップがあってそう簡単に親会社が株式を売り抜けれるわけでもないし、上場までに要した費用だけで182億円以上も発生したと考えると、
コインチェックの業績もいまいちだし株価も下がりっぱなしでかなり微妙な結果だおね

コインチェックグループ 4.22$ +0.05$ (+1.20%)

時価総額:約855億円 ※ドル円152円で計算
GMOフィナンシャルHDはタイの子会社がかなり詐欺的な信用建玉の貸倒れが嵩んで
信用建玉400億円くらいの中から150〜200億円近く回収不能で損失が発生したようです

(パッと見ただけなのでもしかしたらあんまり正確な数字ではないかもしれません)
仕手株みたいなのばかり信用で買って回収不能になって全損になったのでしょう

ただタイからはすでに撤退とあったのでこれ以上の損失は発生していませんでした(´・ω・`)
一番よくないのはカブドットコム証券(現三菱UFJ eスマート証券)の決算でそΣ(゚д゚;)
松井証券はFX事業に注力したことでFX事業がその他の事業の穴埋めしてましたが、
カブコムは証券事業に全ツッパなので証券事業の穴を埋めることができていません

カブコムの決算資料も読んでみましたが内容が薄くて非常にしょうもない内容でした

上場してないから仕方がないとはいえ、楽天証券の資料の方がはるかにマシです。
SBI証券・楽天証券などが手数料無料化に踏み切ったことで顧客の流出や手数料収入の減少が発生しており、さらに新サービスへの投資費用がかさんでるようですΣ(゚д゚;)
このままいけば親会社の三菱UFJ銀行のネット部門に吸収されるか身売りじゃないかな

親会社は金を持ってるんで松井証券を買収してカブドットコム証券と合併させる戦略をとる可能性も十分ありえると思いますがそのへんは不明です

松井証券(8628) 747円 −6円 (−0.80%)

https://kabutan.jp/stock/chart?code=8628
https://finance.yahoo.co.jp/quote/8628.T/chart
時価総額:1,937億円
マネックスグループ(8698) 757円 −2円 (−0.26%)

https://kabutan.jp/stock/chart?code=8698
https://finance.yahoo.co.jp/quote/8698.T/chart
時価総額:1,920億円
2025年07月04日
ネット証券2025年3月期3Q(2024年4月〜2024年12月) 四半期業績比較
https://ss2286234570.livedoor.blog/archives/2025-07-04.html
ネット証券2025年3月期3Q(2024年4月〜2024年12月) 四半期業績比較
https://ss2286234570.livedoor.blog/archives/2025-07-04.html
2023年12月09日
ネット証券2024年3月期2Q(2023年4月〜2023年9月) 四半期業績比較
2023年11月09日
ネット証券2024年3月期1Q(2023年4月〜2023年6月) 四半期業績比較
2023年11月04日ネット証券4Q(2022年4月〜2023年3月) 四半期業績比較
2022年08月27日
ネット証券1Q(2022年4月〜2022年6月) 四半期業績比較









