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2024年07月11日

2024年07月11日

7/11為替市況 CPI鈍化で4円の円高、為替介入の有無は不明

円急騰、一時157円台半ば 神田財務官「コメントせず」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB11DBV0R10C24A7000000/
2024年7月11日 22:07 日本経済新聞
11日のニューヨーク外国為替市場で円が急激に上昇した。一時1ドル=157円40銭前後と、6月17日以来3週間ぶりの円高・ドル安水準を付けた。11日に米労働省が発表した6月の消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回り、幅広い通貨に対してドル安が進んだ。足元で円売りが歴史的な水準まで膨らんでいたため、円を買い戻す動きも強まった。
市場の一部では政府・日銀による円買いの為替介入観測が浮上した。財務省の神田真人財務官は11日夜、対ドルの円相場が急騰したことについて「介入の有無についてはコメントする立場にない」と発言した。財務省内で記者団の取材に応じた。
6月の米CPIは総合指数(季節調整値)で前月比0.1%下落と、市場予想(0.1%上昇)と比べて下落に転じた。米連邦準備理事会(FRB)が早期に利下げに動くとの見方が強まり、米金利が急低下。日米金利差の縮小を受けた円買い・ドル売りが膨らんだ。
円はCPI発表前には161円台半ばで推移しており、発表後に4円超も円高・ドル安が進んだ。投機筋による円売りが膨らんでいたため、CPIの下振れを受けて円を買い戻す動きが一気に強まった。37年半ぶりの円安水準で政府・日銀が為替介入に動くとの警戒感も根強く、円買いがさらなる円買いを呼ぶ展開となった。


為替介入の有無「コメントする立場でない」と神田財務官−一時157円台
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-07-11/SFPM0WT0G1KW00
2024年7月11日 23:13 ブルームバーグ
神田真人財務官は11日夜、円相場が対ドルで急伸したことを受け、為替介入の有無について「これまで通り何もコメントする立場ではない」と述べた。同省内で記者団に語った。
神田財務官は同日発表された米消費者物価指数(CPI)を見て「市場が合理的に判断したか、それ以外の力が働いたのではないか」といった見方が市場で出ていると指摘。足元の為替の動きは「ファンダメンタルズに沿った合理的な動きとは言えない」とし、「投機が支配しているマーケットになっていると言われている」と語った。


政府・日銀が為替介入 円相場、一時157円台半ばに
https://mainichi.jp/articles/20240712/k00/00m/020/001000c
2024/7/12 00:26 毎日新聞
11日のニューヨーク外国為替市場の円相場が対ドルで急速に上昇し、一時1ドル=157円台半ばをつけたことに関し、政府関係者は日本政府・日銀が円買い・ドル売りの為替介入を実施したと明らかにした。前日に比べ4円程度、円高・ドル安が進む場面もあった。
米労働省が発表した6月の消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回り、米連邦準備制度理事会(FRB)による早期利下げへの期待が高まったところに、政府・日銀による介入が追い打ちをかける形で、急速な円高進行になったとみられる。
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※動画あり



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https://x.com/goto_finance/status/1811377994331758932

FRBのパウエル議長が数日前からインフレの低下と経済の過熱の低下を認めて
そういったこともあって7/11(木)のCPI(米消費者物価指数)の発表は非常に注目が高かったのですが、実際にその発表内容は利下げ可能性を後押しする結果でした。

このCPIの結果が影響したのか、それとも政府・日銀による為替介入があったからなのか
介入の可否については不確かですが急激な円高が進んでいるようですφ(.. )
これまでの介入は日銀の単独介入的なものだったので反発が起きやすかったのですが、
今回はパウエルFRB議長や他のFRBメンバーも年内利下げの可能性は認めてるタイミングで、これから最短9月からアメリカが利下げを開始することになれば
日米の金利差が縮小してドルが売られて円が買われやすくなる分水嶺だっただけに
161円台から157円台までドルが急激に売られて円高になってもほとんど反発してません

これまでは日銀が単独で介入してるだけだったので圧力が弱かったのですが
これからはそもそもこの時点でドルを買い上げる理由がないので、ロンガーが単独でドルを買い上げなければ円安に戻らないので買い方はなかなか厳しそうです
いずれにせよ本当に2024年9月にもFRBが利下げを開始していくという運びになれば、
そもそもドルを買う理由そのものが消滅してしまうのでドル円の買いは先がありません
(今までのように安易に反発期待でロングするのはリスクが高めってことですね)

まだ現時点では為替の先行きについてはっきりとしたことが言えないのは事実ですが
アメリカのインフレそのものがこのまま軟着陸して終息に向かって行くのであれば
FRBも高い金利を容認する根拠がなくなるので利下げ開始の方向になっていくでしょう

利下げが始まればアメリカのハイテク株や値嵩株はさらに上がりやすくはなりますが
一方で為替はドルが売られて円高になるので米国株が上がっても為替分がマイナスです
ダウやNASDAQがいくら上がっても為替が130〜140円台と円高に振れたら
米国株の上げ幅をかなり為替で削られて利益を損なう局面になることは避けられません。
トータルで考えたら必ずしも楽観だけでは終わらないだろうってことですね(´・ω・`)

2024年06月27日
ドル円160円を突破するも・・・、為替介入の可能性は厳しいか

https://ss2286234570.livedoor.blog/archives/2024-06-27.html

2024年05月09日
為替介入「いつでもやる用意ある」、介入報道は否定−神田財務官

https://ss2286234570.livedoor.blog/archives/2024-05-09.html

2024年05月02日
【悲報】神田財務官「夜討ち朝駆け、早朝ストップ狩りもやるで!」

https://ss2286234570.livedoor.blog/archives/2024-05-02.html

2024年05月01日
為替介入観測で、ドル円158円→160円→154円と為替市場が大荒れ





ss2286234570 at 23:25|PermalinkComments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 ドル円 | 為替