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2024年05月02日

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【悲報】神田財務官「夜討ち朝駆け、早朝ストップ狩りもやるで!」

財務省 神田財務官“24時間態勢で対応” 介入有無の言及避ける
2024年4月30日 18時10分
神田真人財務官は30日、引き続き24時間態勢で為替動向を注視し、必要な時には適切な対応を取っていくと述べた。29日、ドル/円は160円に乗せた後に急落したが、為替介入の有無について「私から申し上げることはない」と話した。
財務省内で記者団の取材に応じた。神田財務官は、マーケットを常に注視しており「ロンドンだろうがニューヨークだろうがウェリントンだろうが関係ない」と語った。必要であれば、主要7カ国(G7)や国際通貨基金金融委員会(IMFC)・20カ国・地域(G20)で共有されている国際ルールにのっとってしかるべく対応していく方針を示した。「水準について考えることはない」とも述べた。

財務官「過度な為替変動、看過せず」 介入はノーコメント
2024年4月29日 18:58 日本経済新聞
財務省の神田真人財務官は29日夕、対ドル円相場の急騰を受けて市場で政府・日銀が為替介入に踏み切った可能性が取り沙汰されていることについて「為替介入の有無について申し上げることはない。ノーコメントだ」と話した。足元の円相場の変動に関し「投機による激しい、異常ともいえる変動が国民経済にもたらす悪影響には看過しがたいものがある」と語った。「引き続き必要に応じて適切な対応をしてまいる」とも強調した。
円安への対応策を巡っては「24時間365日対応できる準備をしている。(介入を含む対応の可能性は)いつでもということになる」と説明した。

実は今回の為替介入は失敗を許されない非常に厳しい崖っぷちでの介入なんだおね
なぜならパウエルFRB議長が最近になって常々いってるアメリカの利下げが延期になって、
利下げの支援策が受けれなくなったので介入単体で戦うしかないからです(´・ω・`)

財務省にとって決して負けられない立場での戦いで介入せざるを得なくなってしまったので
今回みたいな夜討ち朝駆け、さらには早朝の売り崩し介入みたいのにまで手を染めました
従来はそんな介入はしてなかったのでかなり追い詰められてたってことでそφ(.. )

ぶっちゃけ神田財務官の最初の発言にはすでにそのことが含められていましたΣ(・ω・ノ)ノ
ちゃんと神田さんの発言を正しく読み取ってた人はとっくに気が付いていたはずです。

神田財務官は「為替介入はウェリントンだろうが関係なくやるといってますが、
このウェリントンとはニュージーランドの首都のことで、アメリカの市場が終わった後のオーストラリアやニュージーランドの為替市場が開いている時間帯のことを指します
ちなみにこのウェリントン時間こそ日本時間でいう凡そ早朝4時〜8時のことですφ(.. )
「ウェリントンだろうが関係なく」「24時間365日いつでもおかまいなしに」という事前のにおわせ発言はまさに早朝であっても売り崩しを仕掛けるぞという意味です。
逆に言えば、機関投資家や個人投資家に対して暗に警告をしていたわけですΣ(゚д゚;)

ちなみにこれまでの政府・日銀による介入は平日の午前中とか夕方〜夜中に行っており、
祝日に介入したことはっても早朝や祝日の早朝を狙ったことはこれまでありません。
なぜなら早朝は流動性も低いし、個人投資家にも甚大な被害を与えてしまうからです

例えば、火曜や水曜の昼間(日本時間)や夜中(ロンドン時間やNY時間)の為替介入は、介入によって圧力をかけて為替を円高に導こうとする一般的な介入なので
4〜6円も円高に動けば「ここでリバ狙いでドル円ロングして儲けたろってなります。
実際に数日以内に2〜3円はリバウンドするので買い方は儲けやすいだけの話です
これだと為替介入しても円安抑制効果は低いし買い場を与えるだけの可能性もあります

ところが祝日の早朝や土曜日の早朝に行う為替介入はこれとはまったく意味が異なり
流動性の低いとこで売り崩して、個人投資家や機関投資家のストップを狩ったりロスカットを狙ってくるかなり危険なロンガーを殺す破滅させるための介入です。
相場を円高に誘導するためではなく明らかに人を狙って殺しに来てる介入といえます👹

ちなみにストップ狩りとは、一般的にはロスカット回避のために少し高め・安めに入れている決済の逆指値を意図的に狩りにくるようなレート変動のことです。

これまでの財務省による為替介入は、取引参加者が多くて十分な流動性があって個人投資家にもそれなりに配慮した時間帯にのみ行ってきたのは間違いないですφ(.. )
為替介入といえば日本市場が始まっている昼間とか、ロンドンやアメリカ市場が始まって流動性が担保された夕方や夜中(日本時間17時〜24時)に行ってきました。
しかし今回は、FRBによる利下げ支援策なしでの為替介入なので通常の正攻法による介入では成功しないと踏んで、卑劣な奇襲・闇討ち介入に踏み込んだってこと

今回は為替介入によって円安を絶対に阻止・牽制しなければならないという重責があり、
従来のように個人投資家の生死に配慮する余裕がなかったことの裏返しともいるでそう
いくら政府・日銀による為替介入とは言え、早朝介入により個人投資家も巻き込んで死体の山を積んで許されるのかという疑念が残るのも事実なのですが(´・ω・`)
これ以上円安を放置しておくわけにはいかないという止むぬ止まれぬ背景もあったことから
神田財務官も個人投資家を皆殺しにする覚悟で卑劣な作戦を選択したってことでそφ(.. )

そもそも財務省の財務官のトップが「ウェリントン時間に関係なく介入する」なんて言い出した時点で、個人投資家ももっと危機感を持つべきだとしか言いようがありません

流動性の低い早朝に介入するってことは、スプレッドがガバガバの時間帯の明け方に5〜7円鋭く動く可能性があるわけでそうとうな危険な値動きを伴うものです
財務官のトップがストップ狩りやロスカット狩りのような悲惨な事態を覚悟して、
事前に警告したうえで介入してるわけですから個人投資家も同じくらい覚悟すべきでそ。

今回はストップ狩りやロスカットを強いる為替介入を仕掛けた背景や経緯を書いたので、
早朝介入による効果とかリスクについては次回のブログ記事にてまとめる予定です。

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