2024年02月23日
2024年02月23日
ネット銀行 2024年3月期3Q(2023年4月〜2023年12月) 第3四半期業績比較
ソニーが金融事業「分離・再上場」に秘めた思惑 完全子会社から3年足らずで「手のひら返し」
2023/06/16 5:40 東洋経済
スピンオフ・再上場へ向けた準備は着々と進んでいる。
まず、6月23日にソニーFGと傘下の3社で社長交代を実施。ソニーFGとソニーフィナンシャルベンチャーズの社長には元金融庁長官の遠藤俊英氏が就くほか、ソニー生命とソニー損保の社長も交代する。金融庁の長官経験者が金融機関の社長になるという異例の人事に、金融業界からは「とんでもない天下り人事だ」(メガバンク関係者)といぶかしむ声が絶えない。
再上場に向けた審査では証券会社や取引所、金融庁など関係各所との調整が必要になる。許認可が必要となるさまざまな局面で、元金融庁長官という”錦の御旗”は効果絶大だろう。
この10年間でソニーの業績は急回復を遂げ、時価総額は17兆円に達した。どん底だった2013年の株価から10倍以上へ拡大し、まさに様変わりといえる。さらなる成長を目指すために金融事業をスピンオフし、ソニー本体と別会社としての道を歩むことになる。
ソニーG、金融子会社の上場に向け準備を開始
2024年2月14日 ロイター
ソニーグループは14日、金融事業を展開する完全子会社、ソニーフィナンシャルグループ(SFGI)の上場に向けて具体的な準備を開始すると発表した。13日付で産業競争力強化法に基づく事業再編計画の認定を受けた。計画ではパーシャル・スピンオフにより、保有するSFGI株の80%超を現物配当でソニーGの株主に分配し、実行後の保有比率を20%未満とする。2025年5月にスピンオフ実行について取締役会で決議し、同年10月に実行、SFGI株の上場を見込む。
資産100億円超のスゴ腕個人 中小型株受難の相場を予想
2023年12月22日 4:00 日本経済新聞
五月(ごがつ)のハンドルネームでも知られる著名個人投資家の片山晃さん。60万円の元手で株式投資を始め、2017年には資産170億円を達成した。稀代のカリスマ投資家に、24年の日本株相場の見通しを語ってもらった。
注目の個別株は?
注目の個別株は?
楽天銀行 2024年3月期 第3四半期通期決算(2023/4/1〜2023/12/31)
https://www.rakuten-bank.co.jp/company/disclosure/pdf/situation-240213.pdf
経常収益 1,010億7,600万円(+13.3%)
経常利益 352億3,600万円(+23.4%)
最終利益 250億7,700万円(+23.2%)
預かり残高 10兆3,197億円(+8.0%)
累計口座数 1,475万0,000口座(+2.6%)
預かり増加金額 +7,697億円
口座増加数 +380,000口座
一口座あたりの預かり残高 69万9,640円
従業員数 不明
住信SBIネット銀行 2024年3月期 第3四半期通期決算(2023/4/1〜2023/12/31)
https://ssl4.eir-parts.net/doc/7163/tdnet/2384114/00.pdf経常収益 853億1,900万円(+19.9%)
経常利益 250億9,700万円(+15.1%)
最終利益 182億5,400万円(+25.5%)
預かり残高 9兆2,240億円(+6.7%)
累計口座数 688万3,000口座(+4.7%)
預かり増加金額 +5,850億円
口座増加数 +31万3,000口座
一口座あたりの預かり残高 134万0,126円
従業員数 不明
ソニー銀行 2024年3月期 第3四半期通期決算(2023/4/1〜2023/12/31)
https://sonybank.net/pdf/SB_FY2023_3Q.pdf経常収益 768億0,700万円(+39.6%)
経常利益 183億9,700万円(+ 9.8%)
最終利益 122億1,300万円(+ 8.4%)
預かり残高 4兆1,871億円(+4.2%)
累計口座数 不明
預かり増加金額 +1,441億円
口座増加数 不明
一口座あたりの預かり残高 不明
従業員数 不明
https://www.bank-daiwa.co.jp/about/disclosure/financial/financial_statements_fy2023_q2.pdfじぶん銀行 2024年3月期 第3四半期通期決算(2023/4/1〜2023/12/31)
https://www.jibunbank.co.jp/corporate/financial_information/pdf/statement_20240202.pdf
経常収益 581億2,400万円(+25.1%)
経常利益 130億6,000万円(+166.7%)
最終利益 89億4,600万円(+162.1%)
預かり残高 3兆2,383億円(+6.2%)
累計口座数 574万4,000口座(+5.3%)
預かり増加金額 +1,918億円
口座増加数 +29万3,000口座
一口座あたりの預かり残高 56万3,777円
従業員数 不明
大和ネクスト銀行 2024年3月期 第3四半期通期決算(2023/4/1〜2023/12/31)
経常収益 656億0,600万円(+42.4%)
経常利益 83億0,600万円(+109.4%)
最終利益 58億1,000万円(+111.7%)
預かり残高 4兆5,274億円(+1.4%)
累計口座数 176万3,000口座(+1.3%)
預かり増加金額 +654億円
口座増加数 +3万3,000口座
一口座あたりの預かり残高 256万4,367円
従業員数 98名(−4人)
PayPay銀行 2024年3月期 第3四半期通期決算(2023/4/1〜2023/12/31)
https://www.paypay-bank.co.jp/company/financial/2024-quarter3.pdf
経常収益 443億4,700万円(+20.3%)
経常利益 74億7,400万円(+45.4%)
最終利益 50億6,800万円(+43.0%)
預かり残高 1兆7,965億円(+6.0%)
累計口座数 758万0,000口座(+2.8%)
預かり増加金額 +1,032億円
口座増加数 +21万0,000口座
一口座あたりの預かり残高 23万7,014円
従業員数 676名(+100人)
※業績は前年同期比、つまり1年前との比較です。
※口座数や預かりの増減は2023月9末の3ヶ月前との比較です。
※従業員数の増減は前年同期との比較です。
※社名が変わったのでジャパンネット銀行はPayPayに変更しました。ネット銀行の第3四半期決算が出そろったので各ネット銀行の業績比較をまとめました
あらためて見ると各ネット銀行が高い業績の伸びを示していることがわかります。
じぶん銀行やPayPay銀行はそもそも去年の業績が他と比べてあまり良くなかったという
原因もありますが、それでも非常に高い伸びを示しているのがわかりますφ(.. )
基本的には資金運用のみで稼いでる大和ネクスト銀行も徐々に金利が上がってきている影響なのか、こ直近2年くらいは売上高、利益ともに大きく伸びてます
今回の決算で従業員数の増減が確認できたのはPayPay銀行と大和ネクストだけですが
多くのネット銀行はどこも業容の拡大に伴って人員の増加を行っているようです
既存のメガバンクや地銀は業績が伸びてるからといって人員はほとんど増やしてませんが
(むしろ採用はやや抑えつつ退職などによる自然減を待って人員を減らしている)
これに比べるとネット銀行は事業そのものが大きく拡大してる時期って事なんでしょう。
少し前にも書きましたが、住信SBIネット銀行はBaas事業が順調に伸びてるもあるけど
短期金利が上がると業績がものすごく改善する可能性があると開示していますφ(.. )
むろんこの内容を鵜呑みに知るわけではないですが思い当たる節もあるわけです。
このブログでネット銀行の決算比較を古くから読んで知ってる人は気が付いてるでしょうが
もともとネット銀行で1番決算がいいのでは楽天銀行ではなく住信SBIネット銀行でした
ただし、住信SBIネット銀行は資金運用で収益を稼ぐビジネス寄りであったため(´・ω・`)
日銀がマイナス金利を導入した直後から収益の鞘が一気に縮まって収益も利益もダウン
たしかその直後から経常利益が25%ぐらい急激に落ち込んでたと記憶しています・・・。
しかし、逆にいえばマイナス金利が撤廃されると資金運用での収益性が大幅に改善して
来期の住信SBIネット銀行の業績予測が大幅に引き上げられる可能性があるってことです。
日銀は3月〜5月頃にマイナス金利の撤廃をするだろうと予測されていますがφ(.. )
その結果によっては住信SBIネット銀行の業績がブレイクする可能性があるってこと
(まあこれと同じ内容に着目して住信SBIネット銀行を買ってるのが四月さんですね)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB203NQ0Q3A221C2000000/
楽天銀行(5838) 2,854円 +167円 (+6.22%)
https://kabutan.jp/stock/chart?code=5838
https://finance.yahoo.co.jp/quote/5838.T/chart
時価総額:4,980億円
週末に期待していた通り楽天銀行の株価がかなり大きく跳ね上がりました(*´∀`*)ムフー
2,100円以下で仕込んでる株式はもったいないのでさっぱり売る気はありませんが、
2,200〜2,300円で少し高めに購入した持ち分については2,750円以上でさらに残りも売却
楽天銀行は上がると大体待っとくと下げてくるんでまた押し目ポイントで待ちます。
住信SBIネット銀行(7163) 1,893円 +35円 (+1.95%)
https://kabutan.jp/stock/chart?code=7163
https://finance.yahoo.co.jp/quote/7163.T/chart
時価総額:2,855億円
短期的に急激に株価が上がったことで1,400円台で仕込んでるアホールド分は残すとして
昨年12月〜1月に買い足してきた株数については一旦はどんどん利益確定してます
上場来高値を更新してはいますが足元での過熱感も高いので順次売却を優先です。
ただマイナス金利解除後の事態を踏まえて、下げれば速やかに買い直しの予定ですぬ
今期の2023年12月末までの業績の経常利益で比較すると楽天銀行は住信SBIネット銀行より1.4倍ほど多いといった所ですが、時価総額では1.74倍もの差があります。
つまり実際の利益よりも楽天銀行の方がかなり割高ともいえるし、言い方を変えれば住信SBIネット銀行がかなり割安感が強いまま放置されてると思います
そもそも業績で純粋に比較したら住信SBIネット銀行の妥当な時価総額は3,557億円なので
株価でいえば2,358円となり、現在の株価は相対的にかなり割安感があるってことでそ
まあ個人的な期待値も込めての時価総額を算出したといわれたらそれまでですが、
もし日銀がマイナス金利を撤廃して住信SBIネット銀行の業績が大きく伸びたとしたら
おそらく両社の時価総額の相対関係が大幅に改善されて住信SBIネット銀行が再評価され、
株価が2,200〜2,400円あたりにまでもう一歩大きくブレイクしうると考えています
まあ一本調子で上がるかって言われたら一度はやや調整を交えるかなとは思いますが、
うまく行けば5月〜6月に株価が大きく再評価され直すんではないかと期待しています
2024年02月01日
住信SBI銀が大幅続伸、住宅ローン実行額増加し4〜12月期最終益25%増
2023年12月10日
ネット銀行 2024年3月期2Q(2023年4月〜2023年9月) 第2四半期業績比較
2023年10月13日
ネット銀行 2024年3月期1Q(2023年4月〜2023年6月) 第1四半期業績比較
2023年06月23日
ネット銀行 2023年3月期4Q(2022年4月〜2023年3月) 通期業績比較
2023年02月26日
ネット銀行 2023年3月期3Q(2022年4月〜2022年12月) 第3四半期業績比較