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2024年01月24日

2024年01月24日

1/24 銀行株が逆行高 三菱UFJ5%上昇、マイナス金利解除意識

東証大引け 続落 日銀正常化に警戒 下げ幅一時400円超
2024年1月24日 15:14 日本経済新聞
24日の東京株式市場で日経平均株価は続落し、終値は前日比291円09銭(0.80%)安の3万6226円48銭だった。前日の米ダウ工業株30種平均の下げが重荷になったほか、日銀の金融政策正常化が意識されて国内長期金利が上昇し、短期筋の株価指数先物の利益確定売りを促した。金利の上昇が逆風になる不動産株などに売りが出て、下げ幅は一時400円を超えた。
日銀は23日に開いた金融政策決定会合で現在の金融緩和策の維持を決めた。植田和男総裁は同日の記者会見で、2%の物価安定目標実現の「確度は少しずつ高まっている」と述べた。日銀が近い将来に政策正常化に動くと改めて意識され、国内長期金利が上昇した。三井不や住友不、菱地所など、金利上昇が逆風になるとみられる不動産株に売りがかさんだ。一方、三菱UFJや三井住友FG、みずほFGといった銀行株は上げた。
半導体関連株の上昇も相場の下値を支えた。23日は主要な半導体関連銘柄で構成する米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が0.65%高で終えた。東京市場でも東エレクやスクリン、アドテストに買いが波及した。東証株価指数(TOPIX)は続落した。終値は12.85ポイント(0.51%)安の2529.22だった。

銀行株が逆行高 三菱UFJ5%上昇、マイナス金利解除意識
2024年1月24日 19:02 日本経済新聞
24日の東京株式市場では銀行株が大幅な逆行高を演じた。業種別日経平均の「銀行」は前日比3.5%高と36業種中で首位の上昇率。前日の日銀総裁会見などがマイナス金利政策の解除に前向きな「タカ派」的内容と受け止められ、収益改善期待が高まった。日経平均株価は24日に続落し、291円(0.8%)安の3万6226円で引けた。国内長期金利上昇が重荷となる不動産株などに売りが出て、下げ幅は一時400円を超えた。東京証券取引所のプライム銘柄では7割にあたる1148銘柄が値下がりした。
逆行高が目立ったのは銀行株だ。三菱UFJフィナンシャル・グループは5.2%高となり、終値として2007年6月以来およそ16年半ぶりの高値を付けた。上昇率は日銀がイールドカーブ・コントロール(YCC)政策の柔軟化を決めた23年7月会合最終日以来の大きさとなった。
三井住友フィナンシャルグループは4.0%高で、時価総額10兆円をおよそ2カ月ぶりに回復した。みずほフィナンシャルグループも4.2%高だった。東証に上場する銀行株(日銀出資証券除く)では79銘柄全てが上げた。上昇率トップは楽天銀行(7.9%高)だった。

日銀、物価2%実現「確度高まる」 展望リポートに明記
2024年1月23日 22:51 日本経済新聞
日銀は23日に開いた金融政策決定会合で現在の金融緩和策の維持を決めた。植田和男総裁は同日の記者会見で、2%の物価安定目標実現の「確度は少しずつ高まっている」と述べた。企業の賃上げ機運が高まり、賃金と物価の好循環の持続力に自信を深めつつある。2016年2月に導入したマイナス金利政策の解除につながれば日銀にとって17年ぶりの利上げとなり、大規模緩和からの転換点になる。
今後の焦点は日銀がマイナス金利政策の解除をいつ判断するかだ。次回の決定会合は春季労使交渉の集中回答後の3月18〜19日に予定されている。市場では日銀が新たに26年度分の物価見通しを公表する4月会合で解除するとの見方が多い。



12月のマイナス金利撤廃期待が削がれて一時はけっこう調整してた銀行銘柄ですが
続いて1月は石川地震でまあしばらくはマイナス金利撤廃や利上げ可能性はないだろうと
市場側ではおそらく無風状態を読んで何もないとの予想が強かったわけですが
いざ日銀植田総裁の会見がはじまると、かなり強気で前向きな発言が多かったことで、
当初の予測より前倒しで早ければ3月あたりでマイナス金利撤廃の可能性もあるとか
2024年の年央以降にインフレに応じて利上げも踏み込むんではという期待が爆上げ
銀行株が軒並み跳ね上がるという大きな変動につながりましたφ(.. )

三菱UFJフィナンシャルグループ(8306) 1,384円 +69円 (+5.24%)
https://kabutan.jp/stock/chart?code=8306
https://finance.yahoo.co.jp/quote/8306.T/chart

ゆうちょ銀行(7182) 1558.5円 +50.5円 (+3.34%)
https://kabutan.jp/stock/chart?code=7182
https://finance.yahoo.co.jp/quote/7182.T/chart

ちなみに個人的にはゆうちょ銀行が売買しやすいので一番お気に入りです(´∀`*)
みずほフィナンシャルグループとか三井住友フィナンシャルグループの株価は
確かに結果的には材料とかマイナス金利撤廃期待という後出し材料で上げに転じてますが
月足チャートの支持線で反発したものの週足トレンドでは支持線バキバキに割れてて

一方で三菱フィナンシャル・グループは週足トレンドは守りながら反発してますし
なんならゆうちょ銀行は週足も日足トレンドも守りながらのきれいな反発をしてます
みずほFGや三井住友FGはわりと結果論で上がったような感じですが(´・ω・`)
もし材料期待値が低めだったらむしろ大損コースの可能性もありえたと思うので、
正直なところみずほFGや三井住友FGを買う判断はかなり厳しいでしょう(´・ω・`)
(マイナス金利の時期がもし後ろにズレたら激しく下げる可能性も感じただけに)

三菱FGやゆうちょ銀行はきちんとトレンド守りながら材料も織り込んで上げているので
こちらはトレンドもいいし、春以降のマイナス金利期待で普通に買えるでしょう。
期待値うんぬん抜きでテクニカル面だけでも考えてもわりと普通に押し目でしたから
特にゆうちょ銀行はもしこれが銀行銘柄でなかったとしても、トレンドは非常に良好
上げたら下げる、下げたらすべて押し目で上げてるのくり返しなので値動きがシンプル。
極めて同じパターンを繰り返して動いてるだけなので鞘が抜きやすい訳です(´∀`*)

第四北越フィナンシャルグループ(7327) 4,040円 +125円 (+3.19%)
https://kabutan.jp/stock/chart?code=7327
https://finance.yahoo.co.jp/quote/7327.T/chart

群馬銀行(8334) 734.1円 +33.4円 (+4.76%)
https://kabutan.jp/stock/chart?code=8334
https://finance.yahoo.co.jp/quote/8334.T/chart

めぶきフィナンシャルグループ(7167) 449.2円 +16.4円 (+3.78%)
https://kabutan.jp/stock/chart?code=7167
https://finance.yahoo.co.jp/quote/7167.T/chart

池田泉州ホールディングス(8714) 336円 +9円 (+2.75%) 
https://kabutan.jp/stock/chart?code=8714
https://finance.yahoo.co.jp/quote/8714.T/chart

地銀セクターはものによっては外債などで大きな損失を計上してくる可能性もあるし
銀行銘柄だからといって雑に選ぶと火傷の可能性もあるので銘柄選びが重要でそ(´・ω・`)
ちなみに上に上げた銘柄が今買うのにいいですよという意味ではないので注意ください
上記の地銀はテクニカル的に売買することの多い自分の売買に波長がよく合っていて
実際に売買してもほぼ100%の勝率なので地銀買うときはここを選んでるって話です

地銀は銘柄によって癖が大きいし、決算によっては大きな変動ぶれもあります。
あまり値動きのクセやパターンを研究せずに失敗することが多いセクターなので
自分の判断と値動きのパターンの相性が良い銘柄を常にストックして監視しておいて
「あ、今いいな!」と思ったら同じパターンで売買を繰り返すとよい感じです(´∀`*)

楽天銀行(5838) 2,345円 +171円 (+7.86%)
https://kabutan.jp/stock/chart?code=5838
https://finance.yahoo.co.jp/quote/5838.T/chart
時価総額:4,248億円

住信SBIネット銀行(7163) 1,630円 +80円 (+5.16%)
https://kabutan.jp/stock/chart?code=7163
https://finance.yahoo.co.jp/quote/7163.T/chart
時価総額:2,458億円

ネット銀行は金利ネタで上がったら嬉しいけどそんな短期のネタで一喜一憂はせず
もっと長期的に業績を伸ばして時価総額の拡大をこれからも期待したいですね
基本的に楽天銀行と住信SBIネット銀行はテクニカルってほどではなく、
株価が下げて時価総額が減ってきたら買い増しして急騰したら一部売却を繰り返し
長期アホールドのポジションについてはずっと持ちっぱなしの路線ですφ(.. )

楽天銀行は親会社の売り出しで株価が一時瞬間的に2,000円割れまで下げましたが
ただの割安圏に突入しただけなのでひたすら買い増しをしました(´∀`*)
そのせいもあり各銘柄ごとの保有金額では一気に1位になりました

住信SBIネット銀行は現時点でもかなり時価総額的に割安感を感じますが
月足のテクニカルでいうなら1,500円を割り込んだらひたすら買い増しするだけでそ。
1,700〜1,750円なら短期スイングで一旦売ってもいいし、そのまま持ってもいいし。

日銀がマイナス金利撤廃やさらに利上げに踏み切るのであれば業績期待は大きいでしょう。
ただ金利上昇はあくまで補足的なものでもともと高い成長率を示してる点が魅力です

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https://ssl4.eir-parts.net/doc/7163/ir_material_for_fiscal_ym14/144021/00.pdf#page=9

前にも書きましたが、ちなみに住信SBIネット銀行は短期金利が今後上がっていくと
業績にも非常に大きく寄与しうるという資料を発表してるのでそこも少し期待します
それほど真に受けてはないですが、潜在的な材料としては非常に魅力的です(´∀`*)





ss2286234570 at 20:04|PermalinkComments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 株式市況 | 日本株