2022年09月16日
2022年09月16日
ネット銀行 2023年3月期1Q(2022年4月〜2022年6月) 第1四半期業績比較
楽天銀行が上場申請 ネット銀大手、経済圏拡大図る
2022年7月4日 19:16 日本経済新聞
楽天グループは4日、傘下のインターネット専業銀行である楽天銀行が東京証券取引所に新規上場申請したと発表した。上場後も楽天グループの連結対象を維持する。市場区分は未定だが、プライム市場を見込んでいるとみられる。楽天銀は楽天ポイントとの連携などグループ経済圏を生かし、顧客基盤を伸ばす。上場による資金調達で競争力を高める。
上場時期は未定だ。楽天銀行の預金残高は6月末時点で8兆円を突破した。この2年で2倍程度に増加した。口座数は5月末時点で1200万強と、5年前の2倍を超える。預金残高・口座数ともにネット銀行では最大規模だ。連結の総資産は3月時点で9兆4900億円。
楽天銀が4月に発表した「中長期ビジョン」では、2027年3月期に口座数をメガバンクに匹敵する2500万口座にすることを目標に掲げた。預金量は20兆円を目指す。新規株式公開(IPO)による資金調達などで事業を拡大し、連結経常利益は22年3月期比2.5倍の700億円にする。
楽天銀行 2023年3月期 第1四半期(2022/4/1〜2022/6/30) 決算
経常収益 290億7,700万円(+ 9.7%)
経常利益 92億1,700万円(+31.3%)
最終利益 66億0,800万円(+32.2%)
預かり残高 8兆1,344億円(+3.3%)
累計口座数 1,263万0,000口座(+4.1%)
預かり増加金額 +3,691億円
口座増加数 +370,000口座
一口座あたりの預かり残高 64万4,053円
従業員数 不明
住信SBIネット銀行 2023年3月期 第1四半期(2022/4/1〜2022/6/30) 決算
https://www.netbk.co.jp/contents/resources/pdf/pr/20220729_fs.pdf経常収益 228億5,400万円(+18.3%)
経常利益 72億6,000万円(+28.6%)
最終利益 49億1,900万円(− 5.1%)
預かり残高 7兆3,431億円(+1.7%)
累計口座数 556万2,000口座(+3.9%)
預かり増加金額 +2,272億円
口座増加数 +20万9,000口座
一口座あたりの預かり残高 132万0,231円
従業員数 不明
ソニー銀行 2023年3月期 第1四半期(2022/4/1〜2022/6/30) 決算
経常収益 167億9,700万円(+ 2.7%)
経常利益 48億9,000万円(− 6.3%)
最終利益 33億4,600万円(+ 0.4%)
預かり残高 3兆4,423億円(+2.8%)
累計口座数 不明
預かり増加金額 +966億円
口座増加数 不明
一口座あたりの預かり残高 不明
従業員数 不明
PayPay銀行 2023年3月期 第1四半期(2022/4/1〜2022/6/30) 決算
https://www.paypay-bank.co.jp/company/financial/2023-quarter1.pdf
経常収益 116億1,300万円(+13.3%)
経常利益 14億1,100万円
最終利益 9億8,600万円
預かり残高 1兆5,395億円(+5.3%)
累計口座数 622万0000口座(+3.6%)
預かり増加金額 +778億円
口座増加数 +20万0,000口座
一口座あたりの預かり残高 24万7,516円
従業員数 549名(+28人)
大和ネクスト銀行 2023年3月期 第1四半期(2022/4/1〜2022/6/30)決算
https://www.bank-daiwa.co.jp/about/disclosure/pdf/financial_statements_fy2022_q1.pdf経常収益 110億3,500万円(+57.5%)
経常利益 12億0,900万円(+14.8%)
最終利益 8億6,400万円(+18.1%)
預かり残高 4兆1,515億円(−1.0%)
累計口座数 158万9,000口座(+1.2%)
預かり増加金額 −461億円
口座増加数 +2万0,000口座
一口座あたりの預かり残高 261万2,649円
従業員数 99名(±0人)
じぶん銀行 2023年3月期 第1四半期(2022/4/1〜2022/6/30) 決算
経常収益 142億6,500万円(+ 9.5%)
経常利益 10億9,800万円(−30.8%)
最終利益 7億5,900万円(−40.7%)
預かり残高 2兆4,020億円(+5.8%)
累計口座数 477万1,000口座(+2.2%)
預かり増加金額 +1,317億円
口座増加数 +10万3,000口座
一口座あたりの預かり残高 50万3,478円
従業員数 不明
※業績は前年同期比、つまり1年前との比較です。
※口座数や預かりの増減は2021月9末の3ヶ月前との比較です。
※従業員数の増減は前年同期との比較です。
※社名が変わったのでジャパンネット銀行はPayPayに変更しました。ネット銀行の第1四半期決算が出そろったので各ネット銀行の業績比較をまとめφ(.. )
大手の楽天銀行と住信SBIネット銀行は二桁で伸びてる数字が多いですが
その他のネット銀行はマイナスの数値も多く、昨年に比べると伸び悩んでる感じです
首位はぶっちぎりで楽天銀行でした。少し停滞していた業績がまた伸び始めたようです
住信SBIネット銀行も経常収益(=売上高)と経常利益は二桁の伸びで追っています。
それほど大きな差はないので、楽天銀行がまた業績の伸びが停滞したら逆転されそう
ネット証券に比べるとネット銀行は相場の影響を受けにくいし安定的に成長してます。
すでに楽天銀行は楽天証券よりはるかに大きくて大きな利益を稼ぎ出しています。
当然ながら上場したら楽天証券より楽天銀行の方が高く評価されるでしょう。
住信SBIネット銀行もこのまま成長すればいずれSBI証券を抜くのは間違いないでしょう
特にSBI証券はこれから日本株の手数料を無料化する予定なので目先は厳しめなので
伸びが停滞してる2〜3年後に業績で住信SBIネット銀行に抜かれている気がします
2022年08月27日
ネット証券1Q(2022年4月〜2022年6月) 四半期業績比較
ソニー銀行はかつてはもっと業績が悪くて評価の低いネット銀行でしたけど
最近は業績が大きく伸びて楽天証券や松井証券より上回るほど改善してるようです。
最近の円安効果で外貨預金の残高も増えてるし外貨預金の取引が活発なので
昔から外貨預金のお客を多く抱えてるソニー銀行には追い風だったのかもしれませんね
大和ネクスト銀行は主に社債や国債などのトレーディングで稼ぐ銀行でしたが
新型コロナ後に各国が金利を大き引き下げたことでずっと業績が停滞していました
ただ今年に入ってからアメリカを中心に欧州や新興国も金利引き上げを行うようになり
そのおかげで債券のトレーディング収益が大きく回復して業績が伸びてるようです
各ネット銀行の預金残高を見ていると新型コロナ後から桁違いに増えてるようです
非対面で銀行取引をする利用者が増えて、既存の銀行から手数料の安いネット銀行へと
銀行に口座を持つ利用者が雪崩を打ったように移動してるのが背景にあるんでそφ(.. )
四半期だけで2,000〜3,500億円も預金残高が増えるのはこれまでに見たことがありません。
年間でいえば1兆円を超えてくるわけですからとんでもない早いペースですΣ(・ω・ノ)ノ
そういう意味ではネット銀行の成長余力とか伸びしろはとんでもなく大きいでしょう。
将来的に楽天銀行や住信SBIネット銀行は100兆円くらい達すると予想してますし
2022年06月19日
ネット銀行 4Q(2021年4月〜2022年3月) 通期業績比較
2022年03月18日
ネット銀行 3Q(2021年4月〜2021年12月) 四半期業績比較
2021年12月01日
ネット銀行 2021年3月期4Q(2020年4月〜2021年3月) 通期業績比較