2021年11月20日
2021年11月20日
ネット証券 4Q(2020年4月〜2021年3月) 四半期業績比較
多角化進むSBI証券 ネット証券は2強時代に
2021年04月30日 14時57分 ITmedia
大手5社と呼ばれるネット証券の中で、SBI証券と楽天証券が他を引き離して2強化してきている。2021年3月期の各社の決算を見ると、SBIと楽天が預かり資産残高を大きく伸ばした一方で、マネックス、松井、auカブコムの各ネット証券の伸びは小幅だ。
SBI証券の21年3月期の決算発表によると、売上高にあたる営業収益は28.8%増加して1603億円となった。5大ネット証券の中でも、SBIと楽天の伸びが大きい。また営業利益は616億円と、46.3%の伸びを見せた。預かり資産残高でも、SBIと楽天の伸びが著しいことが分かる。SBIは前年同期から49.7%増加して19.3兆円、楽天は75.7%増加して11.6兆円に達している。
SBI証券の21年3月期の決算発表によると、売上高にあたる営業収益は28.8%増加して1603億円となった。5大ネット証券の中でも、SBIと楽天の伸びが大きい。また営業利益は616億円と、46.3%の伸びを見せた。預かり資産残高でも、SBIと楽天の伸びが著しいことが分かる。SBIは前年同期から49.7%増加して19.3兆円、楽天は75.7%増加して11.6兆円に達している。
SBIホールディングズは、傘下の証券会社において株式の売買手数料を無料にしていくことを発表している。すでにSBIにおいて、手数料無料で取引できる金額を、1日あたり、50万円から100万円に拡大し、4月20日には25歳未満に限定してだが完全に無料化した。手数料無料化に踏み切る背景には、営業収益に占める売買手数料の比率が小さいことが挙げられる。SBIが手数料を下げることで多くのユーザーを集める一方で、売買手数料への依存度が高い他社は、なかなかSBIに追随できない。
現時点では、SBIに続いて1日あたりの手数料無料枠を100万円に拡大したのは楽天だけ。25歳以下の無料化に追随したのは5大ネット証券では松井証券だけだ。そんな中、各社の方向性もそれぞれ異なってきている。楽天は、若年層をうまく取り込み、投信における月間の積立金額は350億円を超えている。この伸びは業界トップであり、積立額はSBIに並んできた。
2021年05月07日 12時28分 ITmedia
GMOフィナンシャルホールディングス(HD)が発表した2021年1-3月決算によると、証券およびFX事業は前年同期比で減収減益となったが、GMOコインとして行う仮想通貨事業が大きく伸びた。全体としては、売上高にあたる営業収益が132億1000万円となり27.5%増、営業利益は60億5000万円と49.7%伸び、増収増益となった。
うち、GMOコインとして行っている暗号資産事業では、営業収益が50億1000万円と3.1倍に、営業利益は30億7000万円と4.4倍に増加した。
背景には価格が高騰している仮想通貨市場の活況がある。仮想通貨の売買代金は11兆5750億円と、前四半期の2倍以上、前年同期からは4倍以上に増加した。レバレッジ取引を含む国内仮想通貨取引に占めるGMOコインのシェアは急上昇し、30%を突破した。
SBI証券 2021年第4四半期(2020/4〜2021/3)通期決算
https://search.sbisec.co.jp/v2/popwin/info/home/irpress/tanshin_210428.pdf
https://search.sbisec.co.jp/v2/popwin/info/home/irpress/kessanshiryou_210428.pdf
https://search.sbisec.co.jp/v2/popwin/info/home/irpress/kessanshiryou_210428.pdf
営業収益 1,603億5,600万円(+28.8%)
営業利益 616億4,100万円(+46.3%)
経常利益 618億9,600万円(+45.2%)
当期利益 461億0,600万円(+64.8%)
マネックスグループ 2021年第4四半期(2020/4〜2021/3)通期決算
営業収益 779億0,500万円(+46.3%)
営業利益 不明
経常利益 212億9,600万円(+515.5%)
当期利益 143億8,500万円(+510.1%)
楽天証券 2021年第4四半期(2020/4〜2021/3)通期決算
営業収益 786億7,800万円(+33.5%)
営業利益 168億4,000万円(+42.0%)
経常利益 173億0,300万円(+56.3%)
当期利益 95億6,600万円(+35.3%)
GMOフィナンシャルHD 2021年第4四半期(2020/4〜2021/3)通期決算
営業収益 388億3,900万円(+ 8.0%)
営業利益 142億7,900万円(+14.5%)
経常利益 143億0,900万円(+68.5%)
当期利益 86億7,200万円(+70.6%)
松井証券 2021年第4四半期(2020/4〜2021/3)通期決算
営業収益 300億8,200万円(+24.6%)
営業利益 128億2,700万円(+42.0%)
経常利益 129億1,900万円(+56.3%)
当期利益 102億8,300万円(+35.3%)
カブドットコム 2021年第4四半期(2020/4〜2021/3)通期決算
経常利益が約213億円もあったってことは営業利益はもっと多いでしょう
推定の数字でありますが、マネックスが2位だったのは間違いないのでこの順位です。
マネックスにとってコインチェック買収は一発逆転の大きな勝負手になるだろうと
3年半ほど前に予想していた通りの結果になったようですにょ(σ´∀`)σ
マネックスといえばほんのちょっと前までカブドットコムと最下位争いでしたけど
いつのまにか経常利益では8倍以上の大差がついてしまっているわけで
これまで勝負手を打ってこなかったカブコムがどれだけダメだったんだって話です
カブコムの斎藤社長が更迭されたのも何となくわかるような気がしますね(´・ω・`)
SBI証券がリードして進んでいる日本株手数料無料化の流れですが
ぶっちゃけ日本株手数料への依存度が高い松井とカブコムはかなり厳しめです
なぜなら日本株以外の有力な収入源を今に至っても確保できていないから。
松井証券も2022年2月から米国株サービスを始めるとか発表してはいますけど
実際にそれが大きな収入源として会社を支えるようになるのは数年よりずっと先です
来年2022年あたりに一気にSBI証券が日本株の手数料無料化を全面的に仕掛けてきたら
米国株の収益化が実を結ぶ前に本丸が落城とかいう事態になりかねません
なんせカブコムと松井は日本株だけに依存度があまりにも高すぎますからね(´・ω・`)
特に松井なんて日本株の手数料への依存度が54%もあるんで被害甚大でしょう
ちなみに下の図はマネックス証券単体の数字なので海外やコインチェックは含んでません。
そういう意味では、マネックスについてはほとんど意味のないグラフですね。
なぜならマネックスグループは全体で推定210〜220億円ほど営業利益を稼いでるけど
国内のマネックス証券単体では営業利益はたった39億円しか稼いでないからです
ぶっちゃけ39億円の内訳を比較したところでなんの意味もないと言えるでしょう
とはいえマネックスもここで安心して手を抜くような真似したらダメですね。
まずは当初から言ってたコインチェックのIPOを来年以降に本格検討が必要だし
米国子会社上場で入ってくる資金をいかにうまく生かすかも重要になってきます
仮想通貨会社を買収するのか、どこかのネット銀行に出資してシステム連携するのか
それとは別にFX会社を買収するとか選択肢は多いだろうけどスピードが肝心です
CFDのサービスを早めに準備してリリースすることも非常に大事になるでそうφ(.. )
.
営業収益 194億4,200万円(+ 0.5%)
営業利益 26億2,400万円(+ 8.7%)
経常利益 26億6,100万円(+ 7.9%)
当期利益 15億5,000万円(+ 1.5%)
ネット証券各社の決算がそろったんで2021年度4Qまでの決算比較を書きましたφ(.. )
マネックスはコインチェックを買収して会社の形が大きく変動したので
今回からマネックス証券単体ではなくマネックスグループの決算で比較しています。
同様に、クリック証券は単体決算を開示してないので
金融部門だけのGMOフィナンシャルホールディングスの連結決算で比べています。
従って子会社のGMOコインの数字も含んだ決算内容になっていますφ(.. )
(文字数喰うし長くてめんどくさいので以下GMOFHDに省略)
少し遅くなったけど昨年度のネット証券各社の業績を比較してみます
決算期は2020年4月〜2021年3月末の同一期間で比較できるよう数字を修正済みです。
各社の順位についてはこれまで通りに営業利益の大小で付けています。
(最終利益だと特殊要因でぶれるのであまり比較するのに適してないからです)
結論からいうと、昨年までずっと最下位争いしてたマネックスが2位でした
決算資料だけではマネックスの営業利益がいくらなのかは不明でしたけど少し遅くなったけど昨年度のネット証券各社の業績を比較してみます
決算期は2020年4月〜2021年3月末の同一期間で比較できるよう数字を修正済みです。
各社の順位についてはこれまで通りに営業利益の大小で付けています。
(最終利益だと特殊要因でぶれるのであまり比較するのに適してないからです)
結論からいうと、昨年までずっと最下位争いしてたマネックスが2位でした
経常利益が約213億円もあったってことは営業利益はもっと多いでしょう
推定の数字でありますが、マネックスが2位だったのは間違いないのでこの順位です。
マネックスにとってコインチェック買収は一発逆転の大きな勝負手になるだろうと
3年半ほど前に予想していた通りの結果になったようですにょ(σ´∀`)σ
いつのまにか経常利益では8倍以上の大差がついてしまっているわけで
これまで勝負手を打ってこなかったカブコムがどれだけダメだったんだって話です
カブコムの斎藤社長が更迭されたのも何となくわかるような気がしますね(´・ω・`)
SBI証券がリードして進んでいる日本株手数料無料化の流れですが
ぶっちゃけ日本株手数料への依存度が高い松井とカブコムはかなり厳しめです
なぜなら日本株以外の有力な収入源を今に至っても確保できていないから。
松井証券も2022年2月から米国株サービスを始めるとか発表してはいますけど
実際にそれが大きな収入源として会社を支えるようになるのは数年よりずっと先です
来年2022年あたりに一気にSBI証券が日本株の手数料無料化を全面的に仕掛けてきたら
米国株の収益化が実を結ぶ前に本丸が落城とかいう事態になりかねません
なんせカブコムと松井は日本株だけに依存度があまりにも高すぎますからね(´・ω・`)
特に松井なんて日本株の手数料への依存度が54%もあるんで被害甚大でしょう
ちなみに下の図はマネックス証券単体の数字なので海外やコインチェックは含んでません。
そういう意味では、マネックスについてはほとんど意味のないグラフですね。
なぜならマネックスグループは全体で推定210〜220億円ほど営業利益を稼いでるけど
国内のマネックス証券単体では営業利益はたった39億円しか稼いでないからです
ぶっちゃけ39億円の内訳を比較したところでなんの意味もないと言えるでしょう
とはいえマネックスもここで安心して手を抜くような真似したらダメですね。
まずは当初から言ってたコインチェックのIPOを来年以降に本格検討が必要だし
米国子会社上場で入ってくる資金をいかにうまく生かすかも重要になってきます
仮想通貨会社を買収するのか、どこかのネット銀行に出資してシステム連携するのか
それとは別にFX会社を買収するとか選択肢は多いだろうけどスピードが肝心です
CFDのサービスを早めに準備してリリースすることも非常に大事になるでそうφ(.. )
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2021年03月13日
ネット証券2Q(2020年4月〜2020年9月) 四半期業績比較
2020年11月01日
ネット証券 4Q(2019年4月〜2020年3月) 通期業績比較
https://ss2286234570.livedoor.blog/archives/2020-11-01.html
2019年12月31日
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