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2020年07月30日

2020年07月30日

SBIがライブスター証券を数十億円で買収

SBIがネット証券中堅を買収 手数料競争が引き金に
2020/7/28 19:00 日本経済新聞
SBIホールディングス(HD)はインターネット証券中堅のライブスター証券(東京・千代田)を買収する。同社が抱える約20万の顧客を取り込み、SBIが持つ夜間取引といったサービスとの相乗効果を図る。主要なネット証券のM&A(合併・買収)は約7年ぶり。手数料の引き下げ競争を背景に、合従連衡が増える可能性がある。29日に発表する。買収額は数十億円とみられる。SBIHD傘下のSBIファイナンシャルサービシーズ(東京・港)を通じて、金融事業などを手掛けるISホールディングス(東京・千代田)からライブスター株を100%買い取る。主なネット証券のM&Aは2013年にマネックス証券がソニーバンク証券を買収して以来。
ライブスター証券の口座数は20万弱で、短期売買が主体のデイトレーダーなど活発に取引する個人投資家の比率が高い。SBIは傘下に夜間にも株取引ができる私設取引システム(PTS)や暗号資産(仮想通貨)取引などのサービスがあり、相乗効果が高いと判断した。
背景にはネット証券で進む手数料引き下げ競争がある。大手ではauカブコム証券が昨年12月に信用取引の売買手数料を無料化し、ライブスター証券も実施した。売買は増えた一方、20年3月期は4000万円の最終赤字だった。SBI傘下になることで、システムの共通化などでコスト削減も図る。証券業界はインターネット大手のSBI証券や楽天証券など5社が顧客取り込みのために手数料の引き下げ合戦を繰り広げ、個人投資家取引の9割を占めるようになった。顧客基盤を持たないプレーヤーの新規参入が難しく、参入しても規模の利益を発揮できない中小業者の経営は苦しかった。
足元では証券外の顧客基盤を持つ異業種の参入も相次ぐ。LINEは野村ホールディングスと組んでスマートフォン専業のLINE証券を19年8月に開業し、丸井グループも18年2月にtsumiki証券を設立した。競争激化は避けられず「経営体力のないネット証券のM&Aは今後加速する」(ネット証券幹部)との危機感は高まっている。

SBIが手数料ゼロ戦略をしかけた2つの理由──ネット証券の大再編が始まる
2020年 1月 1日 08:00
──北尾社長は以前、SBIは大きな買収をせず、事業を独自で育て上げることに集中していると述べてきた。今後もその方針を維持していくのか?
北尾:環境が変われば、ストラテジー(戦略)も変わる。
うちはどこを買収しようが、それをプラスに変えることができると思っている。うちは約35%の個人の株式委託売買取引のシェアを持っているわけだから、強い立場だよね。
ロビンフッドが数年前に手数料ゼロで始めて、あっという間にその企業価値を7〜8000億円規模に伸ばしていったわけです。どの時点でチャールズ・シュワブや他のところが(手数料ゼロ化に)追随してくるのかを見ていました。それを見ていて、(日本も)時間の問題だなあと感じました。
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以前からSBIは買収を検討してるとはコメントでも残してたんですけどね
予想よりかなり早く買収に動いたのが少し驚きでした(゚Д゚≡゚д゚)エッ!?
なによりライブスター証券は最近も先行切って手数料値下げに動いてたんで
まさかこんなに早くサジ投げだして降伏するとわね、予想外でした

ライブスター証券はF外為オンラインを傘下に持つISホールディングスが親会社で
昔は外為オンラインのFX事業で稼いであっちこっち買収しまくってたんですけど
最近は主力の外為オンラインがほとんど稼げなくなってボロボロですΣ(゚д゚;)
(外為オンラインの業績はここのとこものすごく悪い https://www.gaitameonline.com/kaiji.jsp
このまま手数料の無料化がすすめばいずれライブスター証券は赤字化するだけで
グループのお荷物になると判断して早めに転売したのかもしれません
手数料無料化が実現して大赤字になってからだと良い値で売れないですからね

買収されたライブスター証券のお客も喜ぶべき点はあると思います.。゚+.(・∀・)゚+.゚
もともと業績が悪くて資本力もない今のままでは手数料無料化は踏み切れません。
もし無理やり無料化したところで赤字拡大して今度は会社が危うくなります
そういう意味では、SBIに買収されて夜間取引や外国株が買えるようになれば
ライブスター証券のユーザーにも十分メリットはあると思いますφ(.. )

ただし、これはおそらくですがライブスター証券のユーザーの多くは
すでにSBI証券にも口座を持っていてSBI証券の手数料が高かったり
あるいは取引ツールが嫌でライブスター証券に逃げた投資家も多いと思います
ご存じの通りHYPERSBIってぶっちゃけゴテゴテしてて使い易くないですからね
そういう顧客層にとってはむしろ困った事態になる可能性が高いでしょう

なぜならライブスター証券はシンプレクス社が開発したSPRINT(スプリント)
というけっこう評価の高い上位機種の取引ツールを導入してるんですおね
シンプレクスはかつては銘柄コード4340で上場してたので知ってる人も多いはずφ(.. )
確かに操作性はよくて機能はいいけど導入費用はかなり高額ってこと。
おそらくライブスター証券が買収されたらSPRINT(スプリント)は廃止でそう

SBIは過去にも何度かネット証券を買収してるけど最後はすべて吸収合併してます。
つまりライブスター証券の口座はすべてSBI証券に統合されてしまうってこと。
確かに取引できる商品数は増えるし夜間PTSや外国株などの選択肢は増えるけど
最終的には取引ツールもHYPERSBIだけになってSPRINT(スプリント)は廃止でそ

HYPERSBIが嫌でどうしてもSPRINT(スプリント)が良いっていう投資家は
結局、他のSPRINT(スプリント)があるネット証券に移動するしかないでしょね
今のところ他のネット証券にはまだいくつかSPRINT(スプリント)ありますから。
松井証券のネットストック・ハイスピード https://www.matsui.co.jp/tool/pc/ns-highspeed/
マネックス証券のマネックストレーダー https://info.monex.co.jp/tradetool/mstation/index.html
GMOクリック証券のスーパー発注君 https://www.click-sec.com/corp/tool/superhatchukun/
こんなところでしょうかφ(.. )
ぶっちゃけSPRINT(スプリント)の方が操作性いいしフル板も無料で利用可能だし
ツールとしてはかなりの上位スペックで機能性は上なんですよね(´・ω・`)

SBI証券がいくら手数料を無料化したとしても最大手としてシェアを独占したとしても
やっぱり今の取引ツールだけでは個人投資家は納得しないと思います(`・ω・´)
なんせSBIは客の注文をPTSに強制的に流して不利約定させてるという疑いがあるし
その疑いもぶっちゃけ晴れてないし、怪しいって何度も指摘されてきてますしね
手数料無料化の引き換えに客の注文をHETの食い物にして売り飛ばし
キックバック受けとろうとしてるっていう疑い
ってぶっちゃけ払拭されてませんから
http://www.sbigroup.co.jp/news/2019/1118_11732.html

SBIホールディングス(8473) 2,207円 −72円  (−3.16%)

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