yogurting ヨーグルティング

2012年02月01日

2012年02月01日

ネット証券の第3四半期決算がそろったようです

ネット証券5社は大幅減益 個人投資家の取引低迷
インターネット証券大手5社の2011年4−12月期決算が31日出そろい、最終利益が軒並み大幅減となった。欧州財政危機や円高ユーロ安の影響で、主な顧客である個人投資家による株式売買やFX(外国為替証拠金取引)が低迷したことが響いた。売上高に当たる純営業収益はマネックスグループを除く4社で減少した。
マネックスグループの最終利益は前年同期比60・3%減と大きく落ち込んだ。昨年11月に米国でFX事業を展開する証券会社を完全子会社化したことで最終営業収益は27・6%増となったが、「のれん代」の償却が負担となった。
最終利益は最大手のSBI証券が28・3%減、松井証券とカブドットコム証券(単体)は11年9月中間決算に続き2桁の減少となった。前年同期が単体決算だった楽天証券は35・2%減だった。

ネット証券、5社が減益・赤字 10〜12月
ネット証券大手5社の2011年10〜12月期決算が31日出そろった。マネックスグループの最終損益は11四半期ぶりの赤字に転じ、ほかの4社は11年7〜9月期に比べて大幅減益となった。欧州の債務危機などを背景に個人投資家の動きが鈍り、株売買や外国為替証拠金取引(FX)の手数料収入が落ち込んだ。
マネックスは2億円の最終赤字となった。法人課税の実効税率引き下げに伴う繰り延べ税金資産の取り崩しが、1億7000万円発生したのが響いた。経常損益は1億円の黒字だった。
主な収益源の委託手数料収入は、いずれも2けたの減少となった。昨年10〜12月期の5社合計の株売買代金は18%減り、8年ぶりの低水準まで落ち込んだ。株式の値動きが乏しく、個人が積極的な売買を手控えた。「FX事業も日中の値幅が小さくなり、(収益的に)厳しかった」(カブドットコム証券の斎藤正勝社長)という。


SBI証券 平成24年3月期 第3四半期決算短信 (2011年4月-12月)
http://search.sbisec.co.jp/v2/popwin/info/home/irpress/120131_1.pdf
営業収益292億4700万円(−  9.0%)
営業利益 53億6000万円−20.9%)
経常利益 54億3400万円(−19.6%)
四半利益 40億8700万円(−28.3%)

松井証券 平成24年3月期 第3四半期決算短信 (2011年4月-12月)
http://www.matsui.co.jp/ir/pdf/2012_3.pdf
営業収益129億0000万円(−18.5%)
営業利益 51億0200万円−30.8%)
経常利益 51億3900万円(−30.4%)
四半利益 28億7000万円(−36.7%)

楽天証券 平成24年3月期 第3四半期決算短信 (2011年4月-12月)
https://www.rakuten-sec.co.jp/ITS/disc_PDF/kessann_20120125.pdf
営業収益152億4900万円(−  8.7%)
営業利益 26億7600万円−37.2%)
経常利益 27億4100万円(−36.5%)
半期利益 21億6400万円(−35.1%)

カブドットコム 平成24年3月期 第3四半期決算短信 (2011年4月-12月)
http://kabu.com/pdf/Gykpdf/accountingline/shihanki2011_12.pdf
営業収益 94億0700万円(−  8.2%)
営業利益 22億3600万円−25.0%)
経常利益 23億4300万円(−21.9%)
半期利益 11億2000万円(−43.8%)

マネックス 平成24年3月期 第3四半期決算短信 (2011年4月-12月)
http://www.monexgroup.jp/jp/ir_library/summary/pdf/kessan_h24_3_120131_j.pdf
営業収益233億8700万円(+ 26.4%)
営業利益 19億2600万円−33.3%)
経常利益 19億1000万円(−38.8%)
四半利益   7億5300万円(−60.3%)

ネット証券各社の第3四半期決算が発表されたのでならべてみました
今回の決算期(10月-12月)は株式市場の長期低迷出来高減少があり、
為替のボラティリティも低下したので各社ともに苦しい決算だったようです
ただ、大手証券の決算を見ると軒並み数十〜数百億円の赤字決算だらけだったので
それらに比べて考えるとなんだかんだで悪くない決算なのかなという気がしました。
(あくまで相対的に考えたらの話です)
足元の1月以降は株式市場も回復傾向にあるので業績は改善しやすいでしょう
決算の内容自体はすでに昨年末の株価にすべて折り込み済みだったようですφ(.. )

個別の業績で見るとSBI証券が意外にも堅調な決算内容でした
個人の売買代金は大きく減少しましたが、株式売買手数料収入はそれほど落ち込んでません。
FXによるトレーディング収益もなんだかんだでけっこう稼いでいるようです(´∀`)
SBIHD全体でもVC部門がしっかり稼いだおかげで利益が大幅に伸びていました

松井証券は証券部門への依存度が95%近くあるので株式市場の悪化が業績を直撃
ただ決算や売買代金の低迷より一番危惧されるのは顧客流出とし新規獲得顧客の減少です
新規口座獲得数がいつのまにか大手ネット証券では最下位を独走しています。
この状況を放置しておくと2〜3年先はさらに売り上げが落ちるでしょう(´・ω・`)

楽天証券は株式・FXともに利益が落ち込んだようです
例のマネパと縁を切って自前でFXシステムを開発するという話も進展がありません。
自己ディーリングシステム開発の遅れによる競争力の低下が業績に悪影響を及ぼしてます

マネックスは業績はかなり悪かったようです。
第3四半期(10月-12月)に限って考えると最終損益は2億円程度の赤字に転落
ただこちらは買収案件ののれん代が嵩んだことや会計的なテクニカルな影響が大きいようです。
今後の2〜3年間はどうしても先行投資コストが業績を押さえつけやすい状態が続きます。
ただし、しっかりとした投資を行なっていることは長期的には評価できます

カブドットコムは利益うんぬんよりも売り上げの規模縮小が大問題です(´・ω・`)
いくらコストを下げても、営業利益率を向上させても売り上げが減ったら無意味です
株式手数料でも稼げず、FXはサービス競争で劣っているのでさらに稼げず。
先物OPや投資信託の手数料収入や残高もパッとしません。
一番良くないのは、色んなことに同時に手を出しすぎて消化不良になっていることです
「FX事業」とか「海外展開」と「株式手数料とシェア拡大」とか明確な目標を掲げて、
もっと論点を絞り込んで効率的な投資をしないとダメでしょう(゚д゚)、ペッ
ただ単に他社を真似て、手当たり次第に喰い散らかしてるような感があります。
せっかく技術力も開発力もあるのに、戦略性がまるでないから投資効率が非常に悪いです


ss2286234570 at 03:25|PermalinkComments(0)TrackBack(0) ネット証券 | 業績悪化

岡三オンライン証券の明日はどっちだ

岡三証券グループ、4-12月期は経常赤字に転落
岡三 <8609> が1月27日昼(11:30)に決算を発表。12年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は3.6億円の赤字(前年同期は30.6億円の黒字)に転落した。10-12月期(3Q)の連結経常損益は4.8億円の赤字(前年同期は17.3億円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の10.1%→-3.7%に急悪化した。

先週あたりから各社上場会社の第3四半期決算を見ていますが、
セクターとしていえば電機とか証券なんてのはほんとうに悲惨な決算ばかりです。
ご多聞にもれず、岡三証券グループの第3四半期決算もついに赤字に転落したようです
これまで5年間ほど赤字の続いていた岡三オンライン証券を支えても黒字でしたが、
ついに地合いの悪化には対抗できなくなり支えきれなくなったようです(´Д⊂)

時を同じくして、岡三オンライン証券が1/4から株式手数料を大幅値上げしました
もちろんこれが偶然タイミングが一致していた。。。なんてことはまずありえんでそ。
赤字に業を煮やした親会社が業績改善を命じて手数料値上げを強行したってとこでそ
http://www.okasan-online.co.jp/pdf/press/2011/12/20111215b.pdf
もちろん大口に限定して手数料無料の枠というものが設定されていましたが、
ごく一部を除いた90%以上の顧客層にとってはかなりの値上げになっています

特に今回の岡三オンラインの手数料体系はSBI証券を強く意識した内容です。
信用定額手数料はかろうじてSBI証券より25%ほど低く設定されてますが、
現物ワンショット、現物定額、そして信用ワンショットはほぼSBI証券と同じ水準です(´Д⊂)
岡三オンラインのメインのお客は元ジョインベスト証券から移動してきた客層や、
SBI証券が信用定額手数料を値上げしたときに移ってきたお客だといわれてます
これまではSBI証券よりかなり安い手数料だからこそ留まっていた訳ですから、
SBI証券と大差ないレベルまで値上げするとほとんど逃げちゃうんじゃないでしょうか

ようやく12月末の自己資本規制比率が発表されたので業績を予測してみます。
とりあえず2011/4〜2011/9までの半年間では4.5億円ほどの赤字と推定できます
そして2011/9〜2011/12の3ヶ月間で2.35億円ほどの赤字と推定してますφ(.. )
年末に向かって株や先物やくりっく365の出来高が急激に減少してたので、
地合低迷の影響を受けて赤字幅が拡大したんだろうと思われます
3ヶ月間で2.35億の赤字が出てたってことは1ケ月あたりでは7800万円の赤字です。
年末は特に出来高が激減して過去にないほど地合が悪化しました(´Д⊂)
これまで堅実だった親会社の岡三証券グループもついに赤字転落
さすがに堪忍袋の緒が切れて手数料値上げによる業績改善を求めたのかもしれません

特に2012年以降から問題になってくるのは売上げの落ち込みです
岡三オンライン証券はくりっく365の手数料収益への依存度が非常に高い事業内容です。
この主要ビジネスが税制変更で傾けばあっという間に大ピンチになるでそ(´・ω・`)
「親会社の業績悪化」「くりっく365の衰退」という厳しいダブルパンチを受けるので、
ここから再度手数料の値上げや事業拡大路線は極めて厳しいと予想できます
今回の値上げでなんとか業績を回復軌道に乗せたい。。。というのが本音ではないでしょか。

てっきり再増資してFX業者を買収してFXで稼ぐ路線になるのではと予想してました
しかし、追加増資もせず、手数料値上げだけというのはなかなか厳しそうです。
さらなる手数料値上げ、親会社との統廃合の可能性はかなり高いと予想してますφ(.. )

ss2286234570 at 01:22|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 手数料値上げ | 統廃合・消滅